早起きしてしまったので、懸案の Piccolo LOD の修理に取り掛かる。
全部ばらしてみて、熱収縮チューブがどのサイズかを調べる。買ってきた中では中間サイズ、一番細いのの次のサイズが該当しそう。それをもともとのよりちょっと長め(5mmくらい)に切断して利用。
線の端は、直角に折り曲げられて、それで点で接続するような半田付けになっていたが、どうみても物理的強度が足りないので、折り曲げを元に戻して、被覆を少し余計に剥いて、端子にまっすぐ半田付けできる&十分な幅で着けられるように加工。端子のピンのサイズと同じくらいの長さにして、半田でがっちりと固定。これでそうそうはがれることはなかろう。
外側のアース被覆を半田付けしたら、導通やLRチャンネルの確認。実際 iPod と PHPA を接続して、他のLODケーブルと同じ方向から音が出ることを確認。
熱収縮チューブを半田ごてで炙り、まずは粗くケーブルの引き出し方向を固定。
続いてホットボンドを、端子面を覆うように着けて、半田自体への物理的強度を補強。その後熱収縮チューブの端も埋めたりしつつ、端子組み立て。内部の金属部を組み立てる際に、その内部にたっぷりとホットボンドを、ケーブル巻き込むように。これで外からの物理的な応力はここらが吸収してくれる筈。外部ケースの貼り付けにもホットボンドを使用して接着。これで完成。
とりあえず安定して動いている様子。多少力をかけてみても音が途切れることはない。
現状ランニングで
iPod classic -> Null Piccolo LOD -> TTVJ Millet -> Silver Dragon -> HD25-1.II
でサラを試聴中。
いぁ、気持ちイイ抜け具合ですね。Aug-Pt LOD と取り替えて聴いてみると、こちらの方が明瞭感というかきらびやかさがある。音量自体が少し大きい感がします。なんか、ずーっとこっち使ってしまいそうな予感が…
とわいえ、そんな大きな違いではないんですが…
静かな部屋の中で、PCと同じ机の上にMillet転がしてると、マイクロフォニックが結構出てる事に気づきました。キーボード撃つのに、かたかたさせてるだけで「チーン」と。携帯時はカバー着けててあまり衝撃当たらないようにはしてるんですが、まぁ出てるんだろなぁ…衝撃吸収系のケースでもかってこようかしら…
===追記===
Null Audio Piccolo LOD はモノは非常に気に入りましたが…自力修理できる or 英語でちゃんと症状を説明して Null に納得してもらえる、人でないとトラブルが心配です。今回も1回送り返してますが、修理されずに戻ってきてますし…(あれだけ、捩じると音が切れるぞ、とメールしたのに)。安くはないLOD(つーか高い方か)なので、リスクも含めて慎重に検討されることをお勧めします。
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