2011-11-30

LiPo 過放電対策検討中

某氏からLiPo電池 14.8V 2200mAh を譲っていただいたので、運用に回そうかと思案中…つーても14.8V ってことで、現在12V鉛でテストしている±15V PHPA の供給電源にしようかと目論んでいます。

んで、持ち出すのは簡単なんですが、やっぱり気になるのは過放電…充電はインテリジェントな充電器を用意したのでよいのですが…ちなみに、充電器、今は6V鉛電池の充電器として大活躍中…秋月のキットもありますが、やっぱり既製品は色々楽ですわ(笑)

ラジコンヘリとかで使われてるらしいので、過放電対策はばっちり…かと思ったら、意外と何もされておらず、飛ばしては電源測って、とかやってるらしい…そりは面倒…

ってことで、4セルリチウム電池の過放電監視をどうやってやろうか検討しているのですが…どれも面倒そうだなぁ…と。

3セル/4セル直列用バッテリー保護IC S-8243A/Bシリーズ
アドバンスドリチウムイオン、バッテリパックプロテクタ(全部製造中止品)
アドバンスドLi+ (リチウムイオン)バッテリパックプロテクタ
リチウムイオン・バッテリ・パック保護IC(1セル品ですかね)
3、4セル共用リチウムイオン電池監視IC

だいたい、外部にスイッチ用のFETが必要ってことで…部品点数も増えて面倒だなぁ、みたいな…

電池自体結構売られてるから、保護回路入りとか、保護回路の基板とかも売られてるかと思ってたんですがねぇ…

18650電池ホルダー 4セル直列14.8V用 保護回路付き (4S1P)

こんなのとか便利そうですが、対応するLiPoのセルを探すのが面倒…

んー、やっぱり鉛が楽でいいなぁ(をい)

2011-11-29

SMD Multi-Use Test Kit

SMD Multi-Use Test Kit

DMM用にオシロみたいなテストプローブないかなー、と探していたら、妙なものに当たった…

SMD用のテストプローブキットなんですねぇ、いいなぁこれ…ときどーき、SMDのチップのピンにプローブ当てたくなるんですよね…

Mouserみてたら「この製品は中国に出荷ができません」だそうで…へぇ?

2011-11-27

カツヌマグレープ



本日は奥様実家から帰宅の日…つーても車で30分もかかりませんが…まぁ、車を運転するので、お酒はなしで…で、ちょうどいいので先日見かけて購入しておいた、ノンアルコールワインを試してみることに。

・予想以上にすっぱかった(笑)まぁ、ワイン仕込み用のブドウ品種だろうしなぁ…
・香りは…んー、グレープジュースですね。

いまいちワイン、という感じでもないし、グレープジュースって感じでもないし…微妙…息子どもは気にいったみたいで(というか普段ジュースなんて飲ませないから、ジュース的なものを与えると喜んで呑むわけですが)がぶがぶ呑んでましたが…すっぱくても平気なのかしら?

宴会 in 奥様実家


昨晩は、奥様実家にて宴会。まぁ、タイミングがタイミングなので、Beaujolais Nouveau を持参。

Beaujolais Villages Nouveau 2011 DOMANE DU THIL
解禁日に呑んだときは、今年は香りも薄いし、味も飲みやすい(=複雑ではない、渋みが全然ないとか)ので、はずれだなぁ、と思っていたんですが、1週間ほど瓶詰めのまま常温放置しておいて呑んだら、ずいぶん印象が変わりました。酸味は相変わらずですが、舌の上で感じるタンニンのざらつきとか、香りも前回呑んだ時よりはたっていて、これなら結構いいね、と…毎回日を空けてのチェックもしてますが、こんなに印象変わる年は初めてだなぁ…ちょっと期待が持てそう…

Dr. Loosen 2007 Urziger Wurzgarten Riesling Kabinett
赤・赤と呑んだので、〆はフルーティな白に。爽やかな酸味と、適度な甘みの中に、複雑な皮や茎の味でしょうかね、が混じるような感じ。さくさくのみすぎて危険なお酒ですが、まぁ常飲酒なのでw 奥様実家には宴会時に飲むためにいっぱい置いてあります。

以上宴会報告でした。

2011-11-26

TPA3110D2 D級アンプキット 試聴中


子供がいると、なかなかSPで聴く機会がないので、しまってあったSPを引っ張り出して試聴。

CAPRICE-DSDの出力を繋ごうかと思ったんですが、ケーブル作るのが面倒になってとりあえず断念…まぁ、これはそのうちやります。

息子どもの来襲に備えて、寝室に物品を展開しての試聴となりました(笑)

s:flo2 -> Passive Pre-amp(トランスによるアイソレーション&ボリューム機構) -> TPA3110D2 -> SP

といった感じ。Passive Pre-amp はトランス変換かけているので、2次側のCOLD同士を繋いでGNDにしてやると、シングルエンドとしても使える、んでそんな感じで接続。XLR->標準フォーンジャックにて。つまりあれですね、DAPのGNDと切り離して浮かしてやってる、と。電源もLiPoベースなので、完全にフローティングGNDです。

ざっと試聴。

・音量は馬鹿みたいにある…つーかパッシブプリで10時まで持ちあげたら、リビングに居る奥様にうるさい、と言われました…扉あったのに…
・D級でよく問題になるノイズは特に気になるものはなし。さすがに完全に浮いちゃってるだけはあるのか、飛びこみノイズ以外は入ってきていないのでしょう。
・中高音に関しては、色々かけてみましたが、特に違和感なし、イイ感じ。
・低音に関しては、SPの限界なんだと思いますが、低音苛めに使ってる試聴曲だと、かなり落ちてるのは感じる…サブウーファーが必要ですねぇ…太鼓の音クラスなら普通に鳴ってますが。
・破裂音系は、これもSPの応答性能の問題が支配的な気がしますが、普段E8で聴いてるのに比べると、違和感を感じるレベル。

まぁ、総じて、普通に鳴ってますね、これ(笑)

今後の試聴予定
・フィルムコンやってみよう!
・電源取り替え(鉛とか、ACとか)
・スピーカーケーブル:SP-1どこしまったっけなぁ…

問題は、SP置いておくと、息子どもがコーンを破りに来る処…毎回片づけないと…orz

配線作業中…で、ふと思いつき…


箱詰め配線中。ケーブルの引き回しで、どこ通すとノイズの問題が…とか思いつつ…SPラインはBTLなので、あんまり気にしなくても大丈夫かなー、ということでツイストケーブルを、ラインインはシングルエンドなので、シールド線にして、と…とか…

そこでふと思いつきました。この基板、外部電源供給用に+12V、+9Vの供給ラインがある(レギュレータICとっぱらって、ここから安定した電源をいれればよい)のですが、つまりそれってレギュレータICの出力側なわけで…ここに某100uFフィルムコンデンサを装着すると、効果絶大なのではないかと…D級だから応答性のよいコンデンサ入れておくのは有効そうです。


つまりこんな感じ。特にアナログ側に使うと効果が高そう。ともあれ、接続&切り離しを楽にできるように実装しておいて、その効果を試してみたいと思います。

XLR入力と、標準フォーンプラグ


D級アンプキット、ケース詰め進行中。もっと小さくしてもいいんぢゃけど…まぁいいか…

入力にXLRと標準フォーンプラグが共存できるコネクタを採用してみた。当初はシングルエンド(=標準フォーンプラグ利用)で使っていて、そのうちXLR入力を直(もしくはトランス結合)で放り込めればいいなぁ、みたいな…シングルエンドだとGNDラインが結合されてしまうので、XLR化する際にはLとRでGNDを切り離す必要がありそう…なんか面倒だなぁ、みたいな。

セルフタッピングビスを買ってくるのを忘れていて、ちょっと作業はとん挫中。明日にでもD2行って買ってこよう。

2011-11-24

パッシブプリ 参号機


小さめのを作ってみました。といっても中に入っているのは先日試作したST-71ではなく、別のトランスですが…

VRが普通のVRなのと、トランスがあれなので、どーかなー、と思ってたんですが、まぁいけてますね。ポータブルでは十分ぢゃないでしょうか…つーか、比較しないとルンダールの奴と違いがよくわからん(笑)

XLRをヒロセとかにすればもうちょっと小さいケースに入るかもしれませんが、結局トランスのサイズがあるので…まぁ、このくらいが妥当かな…これならちょっと大きなPHPAサイズですしね。

この手のものを使ってバランス変換できると、色々使いやすいアンプが出てくるんぢゃないかなぁ…ちなみに、COLD同士を結線して、R-HOT/L-HOT/GND-COLDでシングルエンド品としても使える、筈。トランスでDAP側からのノイズにナチュラルなフィルタがかけられる、かな…

DM3058到着


これで、当面やりたい測定は一通りできる予定。オシロもRIGOLで揃えれば色々便利だったかもー、と思わなくもないが、1つはテクトロがほしかったんです(を

PCに繋ぐとどこまで何ができるのか、を把握したらしばらく使い方に慣れるために色々弄る予定。オシロのプローブみたいな測定ピンがほしいなぁ…

2011-11-23

いろいろ準備中


動作確認はできたので、バラックのまま使うのもアレなので、ケース入れ準備中。

チップ自体にはバランスインはあるが、現状基板はシングルエンド、評価もシングルエンドで、という事なので、RCAかステレオminiプラグでソース側へ。出力はSPという事で、適当な端子が必要になりますな…ついキャノンのスピーカーコネクタ付けたくなってしまいますが、我慢我慢。

DC14V供給なので、ACアダプタ等を使う事になるんですが、どうせならということで、LiPoの4セルのものを直結予定。レギュレータICがLDOのものなら、鉛12Vでもいけそうな気はしますが…なんにせよ電圧監視回路を入れて、過放電を防ぎたい処。多分500mAとか700mAとか食いますから、がーっと深放電されたら困る…

ボリュームをどうするかも悩みどころ…といってもパッシブプリはあるんで、そこのCOLD同士を接続すりゃGNDとして扱えるとは思いますが…まだしばらく悩みます。専用のVR箱なり、VR自体なりを付けるとかも候補ではあるが…

箱詰めできたら色々聞いてみます。

動作チェック中

とりあえず、9V、12Vが出ている事は確認。


んー、なんか妙…入力はFGから1kHzの信号を放り込んで、2ch目のプローブで監視(薄青)、1ch目のプローブで出力波形を確認すると…なんか妙な波形が…ちなみに、LもRも同じ波形。

しばらくほっとけばー、とも思ったがダメっぽい。無負荷の場合は搬送波っぽいピークが見えている(これはD級では普通にある)。


ちなみに、周波数を10kHzにしても状況は変わらず。

LRチャンネルともうまくいってないってことで、原因は根本的な処ですかね。しかし、妙な波形だな、なんだろ…これ。

===追記===

FAULT信号を拾ってみたら、この出力波形とシンクロしてました。

ってことで、0.4s毎にFAULTが微小時間切れて、その瞬間出力が出て、即FAULT発生して、出力が止まる、ってループですね。で、この出力が方形波なので、入力信号が出てるわけではなく、DC的な出力がポーンと出て、消えている、を繰り返している、という。

ふむふむ。なんだろなー

===追記===


出力に10Ωのダミー負荷繋げてやったら、出力への変なピークは消えました。でもやっぱり出力がでない。FAULT信号を見る(1ch黄色)と、定期的にSDに信号流しこんでセルフリセットかけてるみたいですが、すぐFAULTになるみたい。なので、どっか半田不良があるんだろうなぁ…というわけで見直し中…

ついで、定期的に出てるのを確認

===追記===

FAULTの動きをみていると、電源投入で、FG output 停止している状態だと、Vcc(high) になっているが、FG output をスタートすると、即 0V(low)になりますね。一度 0V になると復帰しない…

というわけで幾つか実験。

・FG:100mVp-p にして、電源投入後に、FGの各チャンネルを立ち上げる→1つめのチャンネル立ち上がった処で、lowに落ちてMuteされる。
・FG:1Vp-p にして、同様のことを実行→lowに落ちてMuteされる
・FG:1Vp-p にして、先にFGのチャンネルを立ち上げておいてから、電源投入→負荷抵抗が焼けました(をい)1/8w 10Ωでは耐えきれませんでした…orz
・FG:100mVp-p にして、FGは立ち上げたまま、負荷を100Ω4Wに変更→lowになるが、定期的に自動回復チェックがはいって、highになるが、すぐlowになる
・FG:200mVp-p ~ 1Vp-p まで同様のチェック→状況変わらず(定期的な自動回復モード)

んー、適正な負荷と、適正なソースが立ちあがってないと、Muteかかっちゃう感じですかね…適当なSPと、ライン信号を繋いでみるしかないかぁ…

100mVp-p を出力した状態で電源投入、適正な負荷がかかってれば鳴る気がしてきました。ふむん…


というわけで、焦げた抵抗と、溶けたキーボードw キーボードの上に置いてたら、ジュワっと音が(吐血)

TPA3110D2 D級アンプキット 製作中

注意:このBlogの記事は、頒布前のテスト製作の話になります。頒布時は色々変わる可能性があるので、説明書他の情報を十分に参照して製造してください。


休日の朝から半田作業(笑)

だいたい2時間もあれば、部品リストや回路図とくびっぴきで余裕で製造できると思います。

製造に当たっての留意事項を幾つか…まずはチップ部品編

・頒布前品と言う事で多少部品が余計に入っていた(入っていないものもあった)、飛ばしてなくしちゃった時用の予備かしら?
・3連や4連のコンデンサ(C21,C31,C41,C51等)では、半田付け順序を工夫した方がいいかも。基本的には番号小さい方→大きい方って半田付けをしていけば作業は楽ですが、コンデンサを間違えて、付け替えやったせいで、作業順序が変ってしまって、逆力ピンセットが入らなくて…普通のピンセットは入るので問題はないんですが。後、IC周りのコンデンサが番号順にやると、外から中に向かって半田付けになるので、最後のC54とかC55は作業しにくいかも…ここは逆にC55,C56 ->C35,C36で付けた方が楽そうですが、部品の識別上ちょっと難しいかな…
・FBが磁化してるピンセットに張り付いて、ちょっと邪魔だった(笑)半田ごての熱があたって、少し磁化しちゃってるかしら、うちの逆力ピンセット…
・GNDが十分に広いので、半田が載りにくい、載せた際に熱を部品に与えやすい処に注意。低熱容量の半田ごてだと部品に半田ついてるけど、基板にくっついてない、とかあり得ます。全般に半田付けした後に、高い熱容量の半田ごてで、ざっと舐めておくといいのではと思います。


続いて通常部品関係

・R5-R8は表側に実装すると、C13とかの半田しなおし、とかが発生した際にかなり邪魔になります。少し浮かして実装するか、裏面(おいらはこっちにした)に実装する等の工夫が必要かも…C13とかミスないぜー、って方なら問題ないと思いますが。
・SBD、特に中央の二つ対向してる奴が、近接してる側にSBDの本体を持ってくるような曲げ方をしてると干渉します。逆にしとけば問題ないと思いますが…おいらはちょっと力任せにいれてあります(笑)
・電解コンデンサが1つ不足していた。まぁ、入力側に適当なのを噛ましておけばいいはずですが…
(→訂正:机から落ちてました…orz 席たったら、転がってるのに気付いた…)
・U1とU2が、回路図と、部品リストで違っていた。最初、部品リストベースで製造していて、どれが1番ピンだっけと眺めていて、シルクをみたら、あれ?なんでこっから12V出てるんだっけ?と。で回路図みたら、あれ、違うな、ってことで、テスターで調べて判別つきました。まぁ、頒布時には部品リストが修正されると思います。

とりあえずこんなところかな、もう一回、半田付けをチェックしたら、通電してみる予定です。

2011-11-22

TPA3110D2 D級アンプキット


Twitter上で、nabeさんが試作する人を募集してたので、つい脊髄反射で応募。今日届いてました。

やー、ちっさいすね、ちょっとびっくり。TPA3110D2ってことで、10倍増幅のBTLアンプですね。

まずは、さくっと作ってなんか鳴らしてみましょう。話はそれからだっ!

2011-11-20

HA10mini Dual Mono 測ってみた


とりあえず、Quad Capture の現セッティングを使って HA10mini Dual Mono 壱号機 の特性を測定。

んー、+noiseの値が全般的に劣化してますね…ふぅむ。THDはQuad Captureのループバックよりいい値だというのが笑えますが…

PHPAでこんなものなら許して(_o_)

ついでに周波数特性を貼りつけておく。


150Hz未満が表示されてない理由がよーわかりませんが、まぁ、見える範囲では素直な値?ですかね。かなりフラットな特性と。

なかなかに面白い。

===追記===

ためしに別の(とらぺDualMono)で測ってみたら…


周波数特性のグラフがまったく同じですね…なんかQuadCaptureの特性がそのまんま出てるかも…

===追記===

ためしに、標準ステレオ=>XLR+XLR=>XLRでのループバックを作って測定してみました。周波数特性は、思いっきりループバックの特性まんまですね…


+noiseはループバックでは良好なので、PHPA内で劣化してるんですね…さて、何が原因か、っと。

===追記===

続いて、Ventusの測定結果。LiPo 14.8v からDCDCで±15Vを作ってドライブしてます。


THDは落ちてますが、それ以外は全般に良好…んー、+noiseが良好なのは、なんでなんだろ?

===追記===

ここまできたら、測らないと、ってわけでop-dbuf2の測定です。つーても中身は無茶苦茶弄ってありますので、bispaの奴がここまでの性能かどうかはわかりませんが、詰め切れればここまでやれる、ってことで…


えーと、ループバックそのまんま?ってくらいの数値が並んでいて、ちょっと引きました…ここまで出るもんか…

ST-71 Passive Pre その後


とりあえずこんなもんかしら…測定はこれから。

SEの入力に、アッテネーター(ALPSのVRのようにみえますが、実は多接点スイッチ+チップ抵抗でできてます)経由で入力を減衰させてST-71へ。本当はここのインピーダンスマッチングもした方がいいので、π型とかのアッテネーターを使うといいと思うんですが、今回は割愛。ST-71の出力を出力抵抗噛ましてXLRに出力してます。

さくっとs:flo2を入力にして、HA10miniDualMonoで聴いてみた処、特に問題はわからず。後は、測定してみて、ですかね。ぱっと聞き、いい感じではないかと…

アッテネータがでかいのと、XLRもでかいので、そう小さなケースには入りませんが、ヒロセ端子にして、アッテネーターも普通のVRにすれば、もっと小さいケースに封じ込められるかも…おいらはやりませんが…

Quad Capture 測定:その2

ちょっとだけ変更。

・ケーブルを標準ステレオ2本→XLR4ピン→XLR3ピン*2と繋いでいたのを(色々事情が…)標準ステレオ→XLR3ピンを2本に変更(でも、まだバランス伝送ケーブルではなくて、標準ステレオ→RCAピンの変換ケーブルを切ってXLRに切り替えているだけなので、もうちょっと改善の余地ありですが…


44.1kHz/16bitの結果は相変わらず微妙な感じがしますが、192kHz/24bitは測定値が向上しました。これでもまだバスパワー状態ですから…USBケーブルの見直しや、電源のアイソレーションでもうちょっと精度があげられそうな予感。

ノイズまみれの自部屋から、寝室なりのノイズ少ない処にいけば、もう一段向上が望めるんぢゃないかなぁ、とかおもいつつ。

SE-Balance変換 ST-71編


以前から試してみようと思っていた件。バランス変換にトランスST-71を使えば小さくなって、持ち運びしやすくなるのでは、という件。

s:flo2 -> ST-71 with VR -> PHPA(DUAL MONO) -> K702 Balanced

とりあえず適当に組んで鳴らしてみたら、まぁそこそこ普通に。100kΩのアッテネータ使っちゃったので、出力抵抗の微調整は効かなかったのでアレですが…

少し低音がぶれますかね、ドラムとかが歪んで聴こえる。それ以外は特に問題も感じず。

ってことで、波形解析(笑)本当はDMMで周波数特性を調べたいんですが…

DG1022の2chを使って、LとRの信号を生成、出力側にはVRだけつけて、PHPA負荷と、出力抵抗を代用。DPO2012をそこに繋いで波形を見る、という感じです。


VRを100kΩくらいにして、周波数を30Hzくらいまで落としていくと、目に見えて波形が歪んでるのが見えますね…5Vp-pです。


20Hzにすると覿面。くにっとしてます。


VRを下げて、出力抵抗を500Ωくらいにすると、かなり改善しますね…その分1.5Vp-pくらいまで電圧が落ちますが…

他のトランスでも測ってみよう!

2011-11-19

HA10mini 修理中?!


知り合いから、HA10mini作ったんだが、動かない、って事で修理依頼。

C78版とV1.1版。V1.1版は、全般的にチップTrへ再半田で問題なく稼働。そのとC78の2階基板載せたら、片チャンネル鳴らなく…Trの実装不良か熱破壊だろうとあたりをつけてチップTr交換、無事音が出るようになりました。

で、最後にC78のベース基板、これが大変。

・半田不良がいぱい、再半田のために一箇所半田こて当てたら、くるりとチップTrが回ったりしてました…orz
・ショートもいぱい、どうにも切り離せないので、一旦チップTrを剥がして、再半田したりしてました…orz
・最後に、片チャンネルだけバイアスが変。両側0mVとか…電流流れとらんやん、みたいな。色々調べた結果、とりあえずTr載せ替え、その後K170の周辺を測ってたら、なんか異様に抵抗にかかってる電圧が違う(片方8mV、片方24mVみたいな)、そして半固定抵抗弄っても、K170にかかってる電圧が変化しない。このへんが原因でバイアスが妙な事になっていると思うが…

両方0mVの状態でで音を流すと、そこそこ聴けるが、突然ぶちっと言ってVCCに張り付いてしまうみたい。どっかで熱暴走でも起きてるのか?

オシロで波形でも見てみますかねぇ…

Quad Capture RMAA 結果


とりあえず、RMAA6.2.3はそれだけでテストできるようなので、ダウンロードしてきて実行。

出力から入力に向けてループさせてます。MIXはPLAYBACK100%、OUTPUTは1時の位置、INPUTは10時の位置くらい。これで-1dBを少し切るくらいです。

素の測定でこんなもの。電源周りの対策と、後はケーブルがらみでちょっと懸念点があるので、そこらをもう少し対策したら再度測りたい処です。

Playbackとsens の関係を弄るとまた変りそうな気がしますが…

===追記===
幾つかパターンを変えてやってみました。


クロストークが大きいのは電源が弱いからかなー
もうちょっと眺めてみます

===追記===
評価記事を見ると、全般にもっとよい値が出てますねぇ…ってことは、うちの環境の問題が大きそうかしら?評価記事並みになれるくらいまでは持って行きたいが…ASIOだから、とかいう理由だとにんともかんとも…

===追記===

ケーブルの配置やら途中の分岐やらを色々取っ払って、できるだけシンプルにしてみたら、また値が変った…ちゃんとシールドするともっと変りそうだなぁ…

LiPo 聴いてみた。


というわけで聴いてみました。

iPod nano(s:flo2で聴くつもりが、電池切れだったので) -> Passive Preamp(SE->XLR変換込み) -> Ventus*2(±15VPHPA) -> K702 Balanced

の構成で、PHPAに与える電源を、鉛12V2.3AhとLiPo14.8V2.2Ahで切り替えて…

んー、おいらの耳には違いがよくわかりませんでした(をい)誰か聞き分けられる人カモン(笑)

ランニング時間を測る必要があるので、どっかでテストしないとなぁ…データロガーがほしい…

LiPo じゅんびちぅ


 
というわけで、14.8V 2.2mAh の LiPo 使って、鉛の12V 2.3Ah と比較試聴準備中…つーても、その先にはDC-DCが入って±15Vにしてしまうので、どこまで違いが見えてくるかは不明。DC-DCの変換がネックだと、電池の違いは見えにくいかもしれんし…DC-DCへの供給が問題なら見えやすくなるかもしれんし…

本当は、個別のセル電圧を監視して、バランス崩れてたら電源供給を止める保護チップとかいれたいんですが、とりあえず新品なので、無理に使わない方向で調整。そのうち保護チップもまとめてパッキングですかね…どれがいいのかってのもわからんし…



DC-DCの測定には、コンデンサ噛まして、OPアンプで増幅するといい、とのことで、秋月を眺めていたら AD8307 なんてのがあったので、買ってみました…まぁ、どうみてもRF測定用っぽいですが(笑)ポータブルの電源って再生でどのくらい揺れるもんかなぁ、と興味津津。つーてもこれ実装しようとすると、GNDに気を配らないといけないぽく…専用基板を作った方がいいかもしれません…ネット上の製作記事みると、ベタGND作ってますし…

そんなこんなで休日の早朝は過ぎていく…息子どもが起きてきたから飯食わさないとな…

計測器 with PC の準備中

朝から、いろいろソフトを放り込んで、ちゃんと動くかのテスト。

どうも、どれもこれもNational InstrumentsのIVIとかVISAって仮想ドライバ使ってUSB経由でアクセスできるようですね。

ヘルプを見ると…

VISAとはマルチベンダのI/Oソフトウェア規格で、 VXIplug&play Systems Allianceによって承認されています。この規格は、計測器ドライバ、ソフトフロントパネル、およびアプリケーションソフトウェア等の、高レベルのマルチベンダシステムソフトウェアコンポーネントの開発、発送、相互接続性のための一般的な基礎を提供します。
NI-VISAは、ナショナルインスツルメンツのVISAソリューションです。(引用)


ってことで、色々やってるんですねぇ、DG1022はこいつを使う様子。DMMもかな…

DPO2012はIVIのデバイスとして認識されるように見えます。

The IVI Drivers category provides access to all of your IVI logical names. Logical names allow you to define and name multiple driver sessions and switch between them by referencing the logical name in an application program. Application programs use logical names to avoid direct references to software modules and hardware assets.(引用)


デバイスとインタフェースには、インストール済みで検出されたCAN、DAQ、FieldPointシリアルコントローラ、GPIB、IVI、Motion、シリアル、VISA、Vision、VXIのハードウェアが表示されます。(引用)

つーことで、GPIBなんかの仲間のようですね。VXIってのかLXIの仲間なのかしら?

できれば、LabVIEW SignalExpress Tektronix version から、FGやDMMが制御できればいいけど、メニューからFGは選べなかったような気も…んー、製品版買えばできるんだろか?でも製品版高いしなぁ…と悩みちぅ…

IVI や VISA を叩けるフリーのソフトがあると便利そうではあるが…探してみるか。

2011-11-18

Quad Capture

とりあえず、オーディオレベルの音拾うために、audio i/f を導入。




XLR入力できて、XLR出力(つーても標準ステレオプラグですが)できる奴だと、この辺くらいしか…まぁ、そんな厳密な測定をするのは将来の課題ということで(笑)

付属のSONAR X1 LEがわかりにくくて…うまく設定できずに…困ったなぁ、と…あーでもないこーでもないと弄ってたんですが…orz

で、ふと思いついてSamplitudeに切り替えてみたら、やりたい事が無理なくできるようで…んー、直観的なi/fって重要だなぁ、と…

その他、試した事…

USBで5V給電したら、アンプとして使えるんぢゃね?と思ったんですが、起動すらしませんでした…どうしてもPCは必要なようです。
192/24は、アナログ入力、アナログ出力、とUSBだけのようで、同軸絡めると96/24までです。まぁ96/24もあればやりたい事には十分ですが…
ヘッドフォンアウトと、ラインアウトのボリュームが共通かしら…別の方(つーか、ラインアウトのボリュームはDAW指定のみ)がよかった気がします

まぁ、もうちょっと弄って、使い方がわかったら、PHPAやパッシブプリの測定をしてみたいと思います。

2011-11-17

ATTEN AT5006 Spectrum Analyzer

ATTEN AT5006 Spectrum Analyzer

DMM購入先からメール。

”you can go to our website to find more items with cheaper price http://www.rigolexpress.com ,also later if you come back to us with more purchase or refer a friend to buy the item in our store ,you will get 5-10 dollars rewards.”

超意訳:またうちから買ってくれたら割り引くぜー。

で色々眺めていたら、スペクトラムアナライザーが…$670ってやすいっすね…たいてい中古でも10万超えだし…

でもなー、本当に欲しいのは、オーディオ帯域メインなので…500MHzとか…どうしろと…まぁ対数表示されるからいいのかもしれませんが…スペクトラムアナライザはよくわかりません…orz クロックの分析をするにはいいのかも…あとはDACの量子化ノイズの様子をみたりとか…

おとなしく24bitのAudioI/F用意して、PC側ソフトで解析かけた方がいいのかも…なんてことを思いつつ。

まぁ、ちと測定器に散財しすぎたので手が出せませんが、そのうちなんとかできたら…いいなぁ…と。

2011-11-16

ST-71P

FGとオシロを使って色々遊び中。DMMくればもうちょっと遊べるかも…




適当な波形をFGで作ってST-71Pに流して波形閲覧中。出力抵抗つけろや、とかいうお話はあるが、早朝なので(おい)

正弦波はかなり綺麗に出てます(オーディオレベルの周波数ならまぁだいたい大丈夫、めっちゃ低いとこはあれですが)。ノイズは、入れてみたら増幅されちゃう(笑)。矩形波は、オーバーシュートがどーん、って感じですね。

試しに、テスターを2次側にくっつけて、交流電圧を測ってみたら、低い方と高い方が綺麗に落ちてました。DMMくればFGのスイープ使って周波数-交流電圧でPCにデータ引っ張って楽に特性グラフ書けそう(オシロからひっぱってもできそうですが)

や、何をしようとしているのか、というと、例のSE-XLRトランス箱を小さく作ったらどんな特性になるだろう、って比較調査。そこそこの小ささでうまく動作させられるんなら、ポータブルでも持ちやすいサイズに………ちはら台のdrvの代わりに使おうとしてるだなんて、人聴きの悪い…(を

ま、もうちょっと弄ってみます。

2011-11-15

到着!

届かないなぁ、と思ってた品が到着しました。注文から10日くらいかかったかな…


早速入れ変えてテスト…


今日一日、ボリュームを少し絞ると高い方が足りないなぁ、と思ってたんですが、解消されましたね。ついでに、たいした音量でもないのに、低音のふりふりでくらくら酔っ払いそうに…なんだこりゃ…

気にいったので、しばらくこれでランニング予定。さてさて…

DG1022 Programming guide

DG1022のプログラミングガイドを眺めていて、気付く…

これって、ただのコンソールコマンド?

USB経由のシリアル接続をして、ASCII文字のコマンド叩くだけっぽい?で、値が拾えるかというと…周波数カウンタの値はひろえない?のかな…出力時のデータは色々拾えそうですが…

これなら自動化簡単そうだなぁ…

===追記===

SYSTem:CLKSRC {EXT|INT} なんてコマンドをみつけて、そーかー基準クロックは内部と外部を切り替えられるんだー、みたいな(笑)
下手にマニュアル読むより、コマンド説明みた方が機能がわかりやすいぞ、っと。

2011-11-14

いろいろ弄りちぅ…

というわけで、貰いモノの10MHzルビを繋いで測ってみました。



周波数カウンタで70Hzほどずれてるなーと思ってたら、だんだん10Hz程のずれに…どっちかのクロックが起動直後で安定してなかったのかしら…振動なんかも影響しそうだなぁ、みたいな…

最終的には、ルビ10MHzをDG1022の10MHz入力に繋いで使おうかなーとか思いつつ。電源入れっぱにする必要がありそうではありますが。

LXI って…何?

某 Digital Multimeter のスペックを読んでいたら、「LXI-C (Ethernet) Connectivity」なんてのが書いてあって、なんぢゃらほいと?

検索かけると、アジレントが推奨してるのかしら、アジレントネタはそこそこ出てくるが、よーわからん…

おそらくGP-IBで計測器の同期・自動制御なんかをやってたのを、LANの口使ってやるための規格だとは思うんですが、ソフトの操作画面とか出てこないとちんぷんかんぷん…

つーか、オシロもファンクションジェネレータもUSBしかついてないから、LANぢゃなくて、USB経由で機器の制御をやってもらいたいものですが…

FGでスイープ設定を行って、ラン、オシロとDMMで同期をとって測定して、概要はオシロデータで確認、詳細なとこはDMMのデータで確認、とかできると楽そうだなぁ、みたいな…

何を測定するつもりだ、お前は、という意見はありますがw

つーか、DMMでUSBやLAN経由でデータ拾えたら、やれることはUSBオシロと何が違うんだろ、みたいなw

2011-11-13

いらんことを思案中

先日いただいたLiPoの充電器他を手配中。これで鉛との比較をしてみようかと…

で、ふとこの小ささなら2つかまして30VDCくらい作れそうだな…と。30V作れたらもうちょっと昇圧したら真空管のB電源くらい作れないかしら、と…このサイズならもてるサイズになりそうだし…

色々調べてたら、パッケージングされたDCDCだと48Vくらいまではありそう。48Vで動く真空管を使えば、ポータブル真空管アンプ(not YAHA)ができそう?とか…

DCDCのチップ使ったら67.5Vとか楽に軽く作れないかなぁ、みたいな思案をしつつ。

なんか段々いらない方向に頭が向きつつありますが…そのうち作ってる可能性大です(笑)

===閑話休題===(マテ

測定器を色々眺めていて、オーディオジェネレータ 低周波発信器に興味を持つ…シグナルジェネレータとはまた違い、低周波の低歪の発信器ですか…なんか実家にあった気もしますが…興味津々…値段もそう無理な価格ではないし…

で、その先をみてたら、2chのデジタルマルチメーターとか使うと、トランジスタの特性グラフとか測定して描いて管理するのが楽そうですね…オーディオジェネレータと周波数カウンタ(RIGOLのシグナルジェネレータに付帯してる)とセットで使えば、歪率計算とかもできそうかしら…DCDCの特性測定にも使えそうだし、いいなぁ…高いけど…orz

なんてことを考えつつ…ずぶずぶと測定器沼にはまっていくのでした…ちゃんちゃん

===追記===

100VDCとか200VDC作るといろんな真空管使えるなぁ、と余所見ちぅ…ヘッドフォン駆動だけに特化すれば、そんなに電流食わないと思われるし、やれるかしらねぇ…

===追記の追記===

よくよく調べていたら、2000VDCとかまで作れるんですねぇ、すげぇ…

2011-11-12

RIGOL DG1022


つい安かったので…買ってしまいました…orz
なんか遊べるかなぁ、と…

届いたのを見てみたら、背面に10MHzの入力がありますね…某氏から譲っていただいたルビ10MHzがここで役立つとわ!

まぁ、色々弄ってみます。

===追記===

そういや、クロックとっぱらってしまったせいで、鳴らすのが面倒になってしまったBuffalo IIですが、こいつでMCLK作って流し込めばとりあえず鳴りそうな予感。シンクロさせられれば一番でしょうけど…というわけで実験君をしてみる予定です。
とおもったが、正弦波でも20MHzまでですね、ちょっと無理か…

2011-11-11

いただきもの…

名古屋出張の帰りに、名古屋駅で某氏とミニオフ。その席で、幾つかいただきものを…


アンプ基板…うひゃー、本格的な据置用っぽい感じがひしひしと…でもこのサイズなら持ち歩けるなぁ…というわけで、ポータブル用にと頂きました。部品揃えないとだな…

**追記:基板の配布元を見つけたのでリンク追加**


LiPo2つ、わぁ、びっくり。興味はあったが、どーしよーかなー、鉛あるしなぁ、という事で見送っていたので…
とりあえず使うには充電器を手配しなくてわ…(いそいそ)…
後は深放電にならないように、監視回路が必要よね…専用の箱を作るかなぁ…
DCDCで±15V作ってる奴があるので、そいつのベース電源にして、なまりと比較してみましょう。


12V2.3Ahの鉛電池と、14.8V2.2AhのLiPoとの比較。ちっせー(笑)

というわけで、色々活かしてみます!>某氏

2011-11-09

やっちまっただ…


帰宅時、なんか鞄が重いなぁ、と思っていたら、なんか入ってました(を

今までは6VのLongの小さいバッテリー2つで12V作って試していたんですが、そろそろVentus-PHPAに本腰を入れてみるかということでGSにしてみました。

これでランニング時間測ってみて、駄目そうなら、もっとでかい電源なり据え置き電源なりつくって据え置きにする予定。

さーてと、まずは充電器を作らないとだな