2010-07-17

さらなる検討に…

某所を眺めていたら、USBから直接I2Sに入れてる人を発見。

どうやら、Usbaudio.sys を使った、オーディオ転送、ではなく、マスストレージクラスとして認識させて、おそらくFIFOで転送されてくるファイルの授受(場合によっちゃ1曲分まるまるのバッファとか?)を行い、マスストレージクラスでのリトライ等によるエラー訂正処理を走らせてる様子。

要するに、デバイスとしてはUSBハードディスクのようにPC側からは見えて、そこに音楽ファイルをDrag&Dropすると再生が始まるとかなんかそんな感じ。

USBのチップで受けてFIFOなりバッファなりに貯めこんで、そっからI2Sにフォーマットしなおして、高性能クロックを付与、DACにぶち込むって手法らしい。

これだとクロックが影響するのがDACの直前のI2Sデータ作ってるとこと、DACだけになりそ…非常にいいですね…

SPDIFだと、I2SからSPDIFにしたうえで、SPDIFからI2Sへの変換が入って、信号鈍ったりしないのかしら、って気になっていたので、この考え方はすんなり理解できます。マスストレージクラス使えばUSBの性能目いっぱいの転送ができますし、FIFOとかフォーマット部をFPGAで組んで高性能クロック付与すれば、ほんとにロジカルな世界でかなりの部分、話が閉じそう…

そのうちこーいったタイプのUSBオーディオが主流になるかもですね…

ロジカルな処理が必要になるので、おそらく既製品チップではなくて、FPGAでロジック組まないとダメなんだろなぁ、とか…

この方向も少し検討してみようかと思います。

0 件のコメント: