2011-10-08

ポータブルフルデジタル構成への夢

BD5638

どんなチップかと思ったら、差動アナログ信号を入力して、BTL出力を得るD級チップだったんですね。5Vくらいまでで動くんなら、ポータブル的には使いやすいなぁ…。クロックはチップ内部のを使うようで、精度を上げられないのはさみしいですが…

で、よくよくみてたら、SPDIF/I2S入力のD級アンプチップ、なんてのを Rohm さんも作ってるんですね。これも面白そうだなぁ…10V程度でフルデジタルD級ができるんなら、ポータブルでも持ち歩けるよなぁ、みたいな…

まぁ、いまのところ、iQube V2 にI2S/SPDIFが注入できそうなポイントがあるので、そっちでやる気ですが>ポータブルフルデジタル<iQubeのクロックの精度あげたら、どうなるんだろうなぁ、ちょっと楽しみ…電源も強化して…

9 件のコメント:

rtm_iino さんのコメント...

フルデジタルは作るの楽ですが音質的に
DAC+アナログアンプ以上の物を探すのはなかなか大変です。
まだ開発中で正体不明ですが、
http://japan.maxim-ic.com/datasheet/index.mvp/id/7502

DEXAの電源モジュールのレポート期待してます。 

ひよひよ さんのコメント...

各社色々出してるみたいですね、D級アンプチップ。廉価品で、音質追求した品ではなさそうですが…

D級アンプモジュールも含めて、なんか面白そうなのはないかな、と。最終的にはPWM信号の代わりにDSD信号を放り込みたいんですが、2.8MHzでパワースイッチングとか…

DEXAのは、そのうち試しまーす。とりあえず違うので作ってしまったのでw

rtm_iino さんのコメント...

ポータブル用途の電源電圧の低いアンプは基本的にはHDオーディオには向かないでしょうがIC内部に昇圧回路が入っているタイプも出てますね。

ところでデジタルアンプのクロックですが精度必要でしょうか? EMC対策にクロック周波数を固定しないのもあります。

ひよひよ さんのコメント...

どーなんでしょうねぇ、やってみないとなんともはやw I2SとかからだとDAの部分になりますし、ジッタ分を高域へノイズとして飛ばすと、音痩せしそうだなぁ、って…

rtm_iino さんのコメント...

クロックはBD5638のクロックだと勘違いしてました。
I2Sの場合は注入側のクロック精度で決まるでしょう。
こんな記事を見つけたのですが、たまたま両方のデバイスが部品箱に入っているのでじっくり比較してみたいと思ってます。
http://www.benchmarkmedia.com/discuss/feedback/newsletter/2010/05/1/jitter-reduction-using-pll-and-asrc-devices

Hiyohiyoさんのハイエンド目的だと
フルデジタルは192KHzが通らなと予選落ちではないでしょうか?

ひよひよ さんのコメント...

や、最近は192kHzとかはきちんと鳴らせてるんだろうかと、技術的に鳴っては居るんだが…みたいな…というわけで、44.1kHzをきちんと精度良く鳴らす事に注力していたりします。

精度を上げる過程で192kHzとかまでサポートしてしまうのはいいとしても、192kHzが鳴る事を目的にしたくはないというか…ハイサンプル音源も結構適当なのが多いですし(スペクトラムとかみるとげんなりするのが結構売られてますし)

まずは想定する技術要素(とあるアイディア)で鳴らすことができるかという試行段階から、ぢゃぁそれを気にいった音(他人にお聞かせできるレベル)まで持っていけるか、の錯誤段階をうだうだやっているという(笑)

ひよひよ さんのコメント...

これは、Benchmark DAC-1 のジッタ抑制策ではないですかっ!(笑)自宅に1台転がってます(笑)

非整数倍の精度高いクロックでのASRCは結構面白いよなぁ、と思います。問題はその先どーすんだってとこですが…DACチップのクロック自体を変えてしまえば対応できちゃう可能性も考えられますね。22MHzとか24MHzぢゃなくて、20MHzにすれば22MHzからみると10%くらい落ちますから、192kHzから10%ダウンで173kHzくらいに、このサンプル周波数を狙ってASRCやれれば、面白いかもしれません

rtm_iino さんのコメント...

基本は高安定なマスタークロックだと思いますよ。
ES9018が101MHzで動くならルビジウムのクロックを入れてしまおうと思ってます。
実はSRCはベリンガーのUltraMaticProを持っているのですが先ほどの記事で納得しました。まだアップサンプルは良いのです。 入り口と出口が同じサンプル速度だとはっきりと音質低下がわかります。

ベリンガー製品は完成した改造キット程度の認識が良い商品ですね。
DCX2496はデジタルアウトにして使ってます。ES9018も実はデジタル4Wayパワードスピーカー用で光入力で使うつもりで仕入れましたが単純にDACでも良いかなと路線変更中です。

ボトルネックをクリアしたらCDでも満足できると思います。 電源やらDACのポストフィルターなどでずいぶん性能落ちています。 FN1242Aをテストした時はI2S入力で乾電池使ったのですがその後DAIをCS8414にしてPLL電源とデジタル電源等を分離せずに作って3端子でAC電源使ったら性能的には10dBくらい落ちてしまいました。

ES9018の評価ボードのコピーを作ろうかと思っていたのですが、Sabre32GUI使える以外にメリットも無いし、私が使ったバージョンはバグっているので
XMOSでDDコンでも作ろうかとPADSのデータを変換して眺めてます。
まあ片手間なので完成するかどうかわかりませんけど。

ひよひよ さんのコメント...

DAの基本は高精度のクロックとそれを支えるローノイズの電源ですよねぇ…

…なかなかどっちもポータブルでは難しい…orz