FE-5680Aのデータシートを眺めながら、内部の回路図追いかけ中。
2階基板の同軸ラインが100MHzラインかと思ってたんですが、違うみたいですね。こいつはフィードバックライン。やっぱり、コネクタ未実装の処がルビの出力が直接出ている処で、ここを引っ張りだしてDDS基板に放り込むと70MHzくらいまでのクロックが生成できる。
なんか、単純にやるならこの100MHzを直接使ってもいいんぢゃ?みたいなことも思わなくもないですが(笑)シンクさせる気なら44.1k/48k系のスーパークロックが必要となるので、DDSで制御してやる必要がある、と。
なんとなく見えてきたので、通電準備を始めようかと思います。
===追記===
データシートみてると、6.8+GHzで発振してるのを、136分周して50.255MHz作って、それをベースにDDSして20MHz以下(通常は10MHz)を作るって流れなんですね。
Lock-in Amp部の最初のチップはTS27M4BIで、STマイクロ製の4つ入りオペアンプのようですね。
RS232Cコネクタすぐ上の基板は、マイクロコントローラー(DS80C320-QCG)か…SRAMとRS232Cドライバチップが見えます。プログラマブルで周波数弄れるとすると、このマイコンからDDSチップを制御する信号ラインがありそうなものですが、見当たらない、ってことは、10MHz固定型、だったりするのかなぁ?それとも、基板パターンで何か伝わっているのか(マイコン基板は独立しているので)。
5 件のコメント:
FE-5680Aは何台入手されたのですか?
DDS基板の裏の74ACはすぐにラッチアップするのでオシロのプローブは必ず放電してから測定してください。
湿度が高い今の時期はまだ作業しやすいですが、冬は静電気対策しないとすぐ壊します。
100MHzはアルミの物理ユニットの同軸コネクタから出てます。
AD9951が2個載る基板のようにお見受けしましたがAD9953ならホッピングやスイープできるので200MHzくらいのスペアナ作れますね。
基板全部取り出してしまうとステンレスのベースと熱結合しているシリコン接着剤を剥がしてしまうのでサンハヤトの固まるシリコングリスを用意しなくてはなりません。 回路を調べるのでなければ外さない方が無難です。
DDS基板外すと下の基板と結合するコネクタ部分から50MHzと電源が来てます。
Time Nutsの過去ログ調べると色々出てきます。
をー、先人の調査結果が公開されているのですね、それは重畳、みてみます。
ユニットはとりあえず1つ、壊したらその時に考えます(笑)
DDS基板とマイコンは外しても動くのであれば、外してしまいたいなぁ、と思いつつ
私は20X40cmのモジュール基板一枚とユニット(リベットを外した物)10台ほど買いました。
オプションによってRS-232Cコネクタから出る信号が違うのでモデル番号が異なると中身も違うようです。
DDSとPICの基板外しても動きます。
私も2台ほど壊して一台は修理しました。
基本的にRS232Cコネクタからは1PPSが出る仕様でDDSからは8MHz台が出ます。
AD9548を使えばFE-5680Aは無改造でも使えますね。
とりあえず15VとロックインジケーターにLEDと抵抗を繋いで2分以内にLEDが消えれば正常でしょう。
ルビは発熱が大きいのですが放熱器に巨大な物付けると逆効果だという話です。
LPRなどに比べると位相ノイズも少ないのでオーディオ向きでしょうがAD9830はかなり古いDDSなので今のAD99XXシリーズに替えるとずいぶん良くなると思います。
ところでこの製品では、すべての発振の元となるVCOはどこのメーカのどのようなタイプの水晶振動子または発振器が使われているのですか?(Rb共鳴管が発振しているわけではないですよね)
また、Rb共鳴管によるVCOのキャリブレーション周期はどれくらいでしょう? 1秒間隔、それとも50ms?
http://www.vk3um.com/FE5680A_Opt2_TechManRevised%202.pdf
ここらのブロック図を見ると、VCXOの50.25MHzを使ってるようです。
http://www.youtube.com/watch?v=FRdGsSu5Nec
こいつの5:22くらいの処に、当該のVCXOと思われるクロックが映っています。
うちのとは基板構成が違うのがアレですが、うちのも分解してみたら、同じようなVCXOが載っているようです(ヒーターがくっついてる)。
コメントを投稿