2014-01-25

ふぉのか改検討中

某所で話題になっている、YAHAのPhonokaに興味を持ったので、弄ってみる…

(他にやることいっぱいあるだろー、という声が聴こえてくるが、聴こえないふり)

といっても、基板頒布は瞬殺されてしまった上に、改造しまくるつもりなので、回路図だけ貰ってユニバーサル基板で組む方向で。

全電源を絶縁型DCDCでばらしてしまった猛者もいらっしゃるようですが、個人的なオマージュとして、アルトイズ缶には入れておこうと。

とりあえず気になる処。
・DCDCで1.2VNiMHから12Vをつくっているが、真空管が5676というわけで、直熱管。ここのヒーターへの影響が気になる。
・カップリングコンデンサにでかい電解コンデンサを積んでるが、もちろん気に入らない(うぉい)。

というあたりを改造しておこうと考えて実装検討開始。後はできるだけ元の回路をベースに…

まずは、5676をってことで、RAYTHEON CK5676(黒)のペアと、RAYTHEON JAN-CRP(JRP)5676を4本ばかり調達。なんか秋葉原にあった5676は狩られまくってるようで…

続いてDCDC基板を調達。元々の指定ではLT1308だったが、ここではそのローノイズ版LT1308Bを利用した基板を入手。電源回りの測定を開始。

共通の条件は以下。
・無負荷
・測定はACカップリングでリップルみてる
・PMC18-5AとNiMHの電池で電源供給(どっち使ったかは明示)

まず入力に2V(PMC18)を印加した、出力の波形

入力に1.2V(NiMHを想定したPMC18)を印加した、出力の波形

入力に4V(PMC18)を印加した、出力の波形

入力電圧で、リップルがかなり変化するのがわかる。

続いて、入力電圧と出力電圧の比較。要するに入力側へのキックバックがどのくらいあるかなー、と。

入力に4V(PMC18)を印加した場合の波形(青が入力側)

入力に1.2V(PMC18)を印加した場合の波形(青が入力側)

では、ってことで、NiMHに電源を切り替え。

NiMHを接続した場合の入力(青)出力(赤)波形

入力側のリップル多いなぁ、ということで、入力側に220μF10VのOSコンを接続した場合の波形。

測定系のノイズを知るために、NiMH直結の波形(青)

コンデンサいれてもあんまり影響なく…低周波のインピーダンスの低いコンデンサを入れるか、チョークコイルを入れるか、ですかね…

負荷をきちんとつくってみて考えてみます。

===追記===

秋月で売ってた秋葉原店限定のフィルタを一次側に入れてみた波形の比較。


一次側(青)のひげが減っているのがわかる。

===追記の追記===

25Cのラジコンヘリ用の3.7V LiPoを繋いだ結果がこれ。1次側のフィルタはあり。
このFFT特性なら、2次側にも適当なフィルタいれてやれば、電源としてつかえそうな感じ。


やっぱりできるだけ高い電圧で使うほうがいいね>LT1308

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