96/24で通って、176.4/24(16)や192/24(16)でもダメだってことで、これらのデータにどんな違いがあるか調べてみる。
単純に容量でみていくと
48/16の容量を1とすると、同じものを96/16で保存すると2、96/24で3、192/24で6、192/16で4になる。
どうもこの3と4の間になにか処理の限界があるようにみえる。
結局データ容量が変っても、演奏時間は変わらないので、SPDIFのケーブル中を流れるデータは、容量比例(ヘッダとかあると違ってくるかもしれませんが、ここでは粗く考えておく)になる筈。
それがどんな形で増えるんだろ?ってことで、調べてみると…こんなページを見つける。
CD(ディジタルオーディオ -S/PDIF) エラーカウンタ/ステータスモニタの製作
この中に「デジタルオーディオインタフェイスに対する簡単な理解」という項目があり、1ブロック、192フレーム、2サブフレーム(32ビット)という構造が示されています。2サブフレームってことはLとRですかね。
これを見ると、16ビットでも24ビットでもSPDIF中を送られるサブフレームのサイズは32ビットで変わらず、つまりxx/16もxx/24もSPDIF中に流れるデータ量は変わらん、ってことですかね。
RatokのBlogをみてると、1/fsの中に、このサブフレームが押しこまれてる(I2Sだと、プリアンプルやAUXが1ビットになってるのかしら?)ようにみえる。つまり1/fs中に64ビット分の処理が終わらないと、音がうまく鳴らない(実際はエラー訂正の時間なんかもあるだろうから、もっと短い時間での転送が必要となる)と思われる。
ふむふむ…
===追記===
サブフレームサイズが16でも24でも変らないとすると、S/PDIFを流れるデータ容量は変化する(ストレージ上に保持されるデータ容量は上記の関係でOK)。
48/16 = 48/24 = 1
96/24 = 2
192/24 = 192/16 = 4
要するにfs依存で容量が増減する、と。96kHz -> 192kHz では単純に倍の量のデータをさばかないといけないと思われる。
SRC4382を使ってる別の機種 Dr. DAC prime でも同じくらいの機能を歌っているので、チップ性能的には使えるんだろうなぁ、とは思うんですが…
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