2010-08-08

次世代への要望…

ES9018が電子ボリュームを持ち、音量コントロールできるようになってきたのを受けて…

人間の聴覚って、人次第で、低音~高音まで一様の感覚を持っているわけではない…
つまり、現状のボリュームシステムで、周波数を気にせずに一様に減衰させていくと、周波数によって聞こえる音と聞こえない音が出てくる…これが、結構気になる…

常に最適音量で聴ければいいんですが、ポータブルとかやってるとそんなことも言ってられず…

というわけで、次世代のシステムには…
・まず聴く人の耳の特性を測定
・そのデータを使ってDACレベルで周波数と耳の特性に応じた減衰量をコントロール

大音量にしても、小音量にしても耳に感じる音は同じになるように…してほしいなぁ…

固定的な部屋の中で、同じ曲聴くんなら、イコライジングすればいいんでしょうけど、すべての楽曲にそれをやるのは面倒そうなので…聴覚データを元に周波数に応じた音量をいじれないかなぁ、と…

なんて夢を見てみました。

===追記===

フレッチャーマンソンカーブ なんてものがあることを、Twitter経由で知りました。このカーブ特性に応じたきめ細かな周波数毎のボリューム制御(アナログでやるのは大変ですが、デジタルで量子化された状態ならできなくもないはず)ができると、より自然なボリューム制御になると思うんですよねぇ…どっかやらないかなぁ…

===追記の追記===

上記を受けて、イコライザでいろいろ試した方がいらっしゃるようです。頭が下がります。

全般にあまりよい結果になってないようですが、SPからの出力自体が聴覚上フラットを想定していた場合、すでにフレッチャーマンソンカーブに従った補正がはいってしまっているのではないか、と愚考。やるのならば、機械的に周波数毎の音圧を測定し、その結果に対し補正をかける、というパターンではないかなーと…

イコライザのよいものは持っていないので、機会があったらデジタル側でなんかやってみよう…foobar2000あたりを使えばプラグインでボリュームとイコライザを連動させることもできそうだし…

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