2011-09-18

電源部っと


本当はトランス使ってレギュレータ入れるのがいいんでしょうけど、ポータブルでそれは無理、なので、鉛電池6V*2で12Vを作って、そこからDC-DCで±15Vを作る作戦。EMI対策のフィルタもいれてみて、と…

ざくっとみた感じ、まぁそれなり、といったとこですか。EMI対策のフィルタにコイルが含まれる(=R成分がある)ので、負荷電流の変化で電圧変っちゃうのがアレですが、実際アンプ鳴らしてみて考えようと…。LとRは別電源供給なので、少なくとも電源ベースのクロストークは単電源な電池型よりはましなはず。

ぐだぐだと雑談はじまり。
理想的な電源だと内部抵抗は0Ωで、どんだけ電流流しても電圧変らない。
でも、電池は内部抵抗を持つので、負荷電流変ると電圧が変る(ここ重要)。
L側でいぱーい電流流すと、電池の電圧が降下して、それがR側の動作に影響する、これがクロストークになる(Lの影響がRに出る)…このへんが音場とかにも影響してるんぢゃね(サラウンドでやってることってディレイかけてL側の音をR側に流すってことだから)とかんがえてます。意図的にここらを操作できると、サラウンドシステムぢゃなくても音場を広げる事が可能…でもクロストークってよくない、という話もあるので、どこまで頑張るか…ポータブルはそこらが問題。
解決策としては、L側とR側に別々の電源を供給するのがよい。そうしたら、Lでいぱい電流使ってもRに影響しないから。おいらのDualMono思想の1つはそこ。だから、いぱい電源が必要になる。低電圧(±1.5Vとか)でよければ電池でやれるので楽なんですが、電圧上がってくると、一杯電池持ち歩くわけにもいかず。電池の内部抵抗も直列接続でガンガン上がっていくので、電圧降下が心配。では、どう解決するか、ということで、内部抵抗の低い電池(=鉛電池)をベースにして、そこから絶縁されたDC-DCで高電圧に変換し、LとRに出力するという策を模索中。これでLでいぱい電流くっても、Rへの影響はある程度抑えられる…といいな…DC-DCの吸い込む電流が出力電流によって変るので、Rへの影響は免れませんが…やっぱり電源まわりは悩ましい…
今回出力側にEMIフィルタをいれて、スイッチングノイズ除去もテスト予定。比較対照用の電源がほしいから、固定電源(インピーダンスの低い電源)も作らないとだめだなぁ、なんてことを思いつつ…

完全に定電流で動くアンプがつくれれば、PHPAとしてはよさそう…ってそういうのあるんでしたっけ?

雑談でした。

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