質問があったので、DSDのデータ形式について少し解説。某メーカーが提案してる、PCMデータに化けさせる方法ではないので注意。
こんな感じでビット列が保持されていて、DFF系では、LとRが1バイトづつ(多分もうちょっと大きな単位になると思いますが、ハードの性能に応じて)バッファに貯めて処理されてると思われる。バッファサイズを小さくできるが、読み出し系含めた安定が必要になる。SDIF3なんかの2線で転送するのにも適すると思われる。なので、プロはDFFばっかり?かな。WSDも似たような経緯かな?
DSFはASIOでデータ転送するためのフォーマット。つまりUSBである程度まとまってデータ転送をすることを想定されたフォーマット。大きめのバッファを使い、間歇的にがーっと読むタイプ。超高速のi/fが使えるのであればこっちの方が音質的に有利ではないかと思いますが、現状の現実的なi/fだと、間歇的にデータをやり取りする際に電源系へ非定常的なノイズが出そうだなぁ、と…電源強化が結構面倒そう…リソースが豊富にある機器向けのフォーマットという意識。
個人的には、超高速i/fがない現状だとDFFの方が音質向上しやすいかな、と思いますが…まぁ、作りの問題ですね。i/fとしてUSB使うならDSFを転送するのが良さそうですし、SDIF3とか使うならDFF/WSDの方が良さそう、という感じ。そういう意味で某社のプレイヤーは、DSFを使って再生やってるから、色々いらん苦労してそうだなぁ、という個人的感想を持ってます。
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