既存PHPAのXLRの過程で、ちょっと確認。
以前作成したとらぺDualMono、どうあがいてもボリューム最大にすると盛大な発振ノイズが載ってしまうため、ボリュームレスにできないなぁ、とやっていた機種ですが…試しに、シールドケーブルできちんと配線したらどーなるぢゃろ?と
内部配線をBELDEN1192Aを使用。2芯、2芯で放射ノイズの少ない結線に。GNDは裸配線なので、ケースには繋がず、基板のGNDへ。
どんだけ影響があるだろう?ってことで、入力側には1.5mのXLRケーブルを配置。
出力側にはヘッドフォンを付与。
VRはとりあえず普通のをつけておく。
・とりあえず発振
だめかー、と思ったんですが、よくよく見ると測定用のDSO nano V2が入力側のピンに…もしかしてこれか?とおもって外してみたら、発振ノイズは消えました。万歳。
・でもまだ高周波ノイズが聴こえる
ボリュームを最大にすると、微妙にピーノイズが、んー、まだ拾ってるかなぁ、と思って手を離したらノイズが消えました。ボリュームのアースを取ってないので、人体経由のノイズが載ってたかしら…
・もう少し気にかかるところ
ケースアースをとってないせいかもしれませんが、ケーブルのシールド部=GNDに触れると一瞬ノイズが載る感が…こりゃー電位の違いかなぁ…
ってことで、ケーブルシールドは基板から切り離して、ケースアースに落とすことにしました。基板のGNDはフローティングで、入力に精密抵抗を使って分圧する形に。
ついでにDC-DCで鉛から±5Vを作る電源をケース内に同梱することにして、仮想GND用回路と取っ払う決意をしました。DC-DCで仮想GND作ってあるのに、それを再度仮想GND化しても面白くなので…って考えると、結構基板が小さくなるのよね…基板切りつめてもっと小さなケースにいれようかしら…
とりあえず、だいたいの方針が決定したので、ケースに穴あけ加工して、後は細かい調整をする予定。
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