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2011-06-26
HA10mini Dual Mono 鉛!?
もともとHA10miniは1.5V電池2つ使って±1.5Vを作り出して、それで回路のドライブをしています。
1.5V電池は、アルカリ使うともったいないので主にNiMHを使って運用しているのですが、1.2Vくらいだし、すぐに電圧降下していってしまい、音質が劣化していきます(そのため一時期は他人向けの試聴用にフルチャージされた電池を持ち歩いてました)。
なんとかならんかなー、とずーっと思案していて、ふと考えました。
・やっぱり鉛がいいよね(をい)
・まぁ余ってるし(マテ)
・でも6Vなんだよなぁ…1.5Vのレギュレータ入れると、4.5V分は熱で消える…超もったいない…
・かといってDC-DCだと±1.5Vなんてみかけないし…
で、考えました。
・3.3VのDC-DCならあるな
・抵抗分圧したら±1.7Vくらい作れるんぢゃね?
・OPアンプ使ってGND強化回路いれてもいいしね
ってことで、先日試作したんですが…あれは実は5V分圧で±2.5V、かついろいろ仕掛けをいれていたので、なかなかノイズが消せない…
ここは初心にかえって
・やっぱり3.3Vでやろう(決してHA10mini電源部のコンデンサみたら、SEPC2.5V耐圧だったのが原因、ではありません)
・どうせ差動増幅なんだから、片チャンネルだけ電力食うことはないから、GND安定化しなくてもいんぢゃね?(8ピンソケットがなかったから、ではありません…今日あわてて20個買ってきたし)
・分圧抵抗どうしよう…と、道具箱みてたら、こないだとりはずしたRS-2B 200Ω(1W)が4つ目に留まりました。これでいいぢゃん(きっと、誘導成分はスイッチングノイズ低減に役立つに違いない…)
ということで、第2弾電源を作りました。とりあえずチキンなので1つ作って試しに聴いたらノイズは聴こえず、ならいいかと2つ製作。片チャンネルだけノイズがぁ…ってことで弄ってたら、どうもDACの方からノイズが飛んできて、電源回路経由で入りこむみたい…ためしに、DACと電源を引き離してやったら、ノイズ気にならなくなりました。やったー♪というわけで、近いうちに金属ケース買ってきてシールドしましょう。
というわけで、現在試聴中。3.3Vから分圧したので電圧は±1.7Vくらい。イイ感じです。定電圧になったので、時間経過による音質劣化がないのもいい。出力電流が175mA(min)なのが気になりますが…(そんなに電流使ってない)この際みなかったことに。ピークでは700mAとか引っ張り出せるので、いいでしょう(ホントカ?)
試聴した感じ。イイ感じですね。低音がほどよく締まってより楽しくなりました。
オシロで電圧測ったら、0.1Vpp、完全に一定ではないようですが、1%以下の振幅ですしよしとしましょう。次は持続時間の計測だな…
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