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2010-12-25

ビットパーフェクトの道のり…というかイイノカこれで?


マッチしました、長かった。

データを提供して頂いた方より、"後考えられるのはDST圧縮のせいくらいしか考えつかない"と言われ、またご厚意によってDST圧縮していないデータをご提供いただきました。これでダメなんだとしたら、根本的に何かがおかしいんだろう、と思いつつ…

本日届いたお皿をみてびっくり!買う気満点だったコンテンツで、そろそろ発売かなぁ、どこで売ってるのかなぁ、と思っていた品だったのです。思わず頬ずり…

演奏されている楽曲は、その昔、確か小学生のころ、日本沈没という映画に連れていって貰った際に、非常に印象に残った曲で、初めて自分の意志であの曲のLPがほしい、とメロディから楽曲を探しだし、親に買って貰った曲だったので、また感慨もひとしおです。こんな再会をするとわ…

ともあれ、データのチェックです。お皿からデータを拾い、元データの無音パターンを調べてビットシフト値を導き、その上で、類似パターンがないかバイナリサーチ…したら、一発!ざっとそのページを見てみましたが相違点が視認できませんでした。ええ、ビットパーフェクトの達成です。

より詳細な検証に向けて、ある程度の範囲をマッチングしてエラー率とかを調べてみますが、今までのデータでここまで一致したものはありませんでしたから、安心してよいと思います。

いや、本当に長かった…

え、DSTかかったのはどうするか?えーと…誰か最新の機種でやってみませんかね?

4 件のコメント:

  1. あいやー、そういうことですか。
    (1)2Lの場合はDSDを圧縮してDSTにしたものがSACDのお皿に書き込まれていて、DSDとSACDから読み出したデータは当然不一致。

    (2)今度はDST圧縮されていないSACDから読み出して、DSDと比較したら一致。

    SACDには2種類の方式が有るって事ですか? 初めて知りました。本当は(1)のSACDから読み出したデータをDSDに解凍して比較確認して証明終わりとなるんでしょうが、(2)が証明できたから(1)も大丈夫だろうということですね。
    やや引っかかりますが若干スッキリしました^^
    (2)の結果も結構驚きです。
    我々はリアルタイムでSACDを読んだりする事はしないので適当な環境で適当にリップしておけば良いと言うことですか。

    これはかなり前進しましたね。

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  2. 本来DSTは非可逆の圧縮のハズで、元に戻して再生する筈なんですよ…でも、デジタルデータ上で展開したデータが不一致になる。

    つまり
    (1) DSTがなんらかの都合(おそらくはデジタルコピー関係の懸念)で不可逆圧縮に調整され、お皿の上にオーサリングデータに戻せないデータが書き込まれている

    (2) もしくはDSTの展開にはかなりのCPUパワーを食い、この時代(10年前)のチップの力では完全展開できず、不完全な状態で再生されている

    (1)の場合、もうお皿のデータはオーサリング済データとは根本的に違う(DST使ってる場合)、としか言えなくなりますし
    (2)の場合、機種を変えたり、新しい機種で試せば、ちゃんとビットパーフェクトなデータが拾える
    って話になるかとおもいます。

    DSTのかかってるデータは、お皿からRF経由でDSD認証用チップに入ったとこで、展開・暗号解除されて、普通のDSD信号に戻されますので…

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  3. 感違いしました。
    リアルタイムで解凍されてなきゃおかしいですねorz
    ハイビジョンの映像でもアレした後でカスが残ってあれこれしますからあれと同じ可能性はありますね。
    (2)のケースもPS3でセルの処理能力でやっとこさ、どうたらこうたらという話がありますからこれもありえますねぇ。こちらになったら最も悲観的な結果ですが。

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  4. まぁ、どこかの別機種ならちゃんと動くぜベイベー、ってのになれば、それはそれで満足できる結果になるかと。

    いままでは、この出てきたデータが正しいかどうかすらわからず、再生できてるから正しいに違いない、というレベルでしたから…

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