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2010-11-21

SDTrans192 Rev3 と HDMI-I2S 出力


試聴機を返却する前に HDMI-I2S を試しておこう、ってことで、手持ちのHDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sを接続してテスト…しようとしたんですが…あれ、片方基板のサイズと、コネクタの位置と、ケーブルのコネクタのせいで刺さりきりません…orz まぁしょうがないので、もう片方を利用しつつ…HDMIケーブルも選んで買わないとダメだな、もしくは基板切るか…

で、試してみたんですが…あっれー、ならない?!

原因は現状不明。DAC側のSDOUT,LRCLK,BCLKをDCで測ってみると、3.3V。HDMI側のレギュレータICの端子に電圧が出てない気がちょっぴりします。SWをオンにして、DAC側のレギュレータを活かせばいいのかしら?Rev3のHDMI-I2Sがどんな実装になってるか、次第ではありますが…

2枚とも試して、どっちも音が出ない(ノイズすら出ない)ので、これは何か根本的な処に原因があるのだろう、ということで追加調査決定…でも明日朝早いので、今日はこのへんまで…

次の調査予定は、Rev3は返却予定なので…
・I2S-LVDS-HDMIをRev2にくっつけて、HDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sがちゃんと動いてるよね、って確認予定。
これで動いていなきゃ、HDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sの問題だろうし、動くならRev3の問題が濃厚…単純においらの配線ミスの可能性もあるが…

HDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sがちゃんと駆動できたら、開発元に使い方の質問を投げてみよう。

しかし、HDMIケーブル…硬いのはダメね…とりまわしに困る…ケーブル長の違いによるディレイを心配していいケーブルを使ってみたが…もーちょっと細くて取りまわしが楽そうなのにしようと心に誓った…

===追記===

試しに、HDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sで、DS90LV048のVCC-GND間の電圧測ってみたら0Vでした。ってことで、DAC側のレギュレータへの電源供給を活かして、スイッチいれないとダメっぽいですね…もーちょい半田付けするかぁ…

===追記===

製作者様から、Rev3側から電源供給を行っていない事と、特に回路に接続されている訳ではないので、電圧印加しても大丈夫な事を確認。

結線を繋ぎ換えて接続して、再生を確認しました。

HDMI-LVDS-ISOLATOR-I2Sは、Fidelixさんとこの回路図通りの結線ですが、一か所違いがあります。

上から順番に
+3.3V (DAC側からSWを経由してICへ給電用)
GND (回路図では5Vになっているが実際はGND、やはりSW経由でICへ給電している)
+5V~+20V (DAC側からレギュレータ、SWを経由してICへ給電)
MCLK
LRCLK
BCLK
SDOUT

となっていて、Buffalo IIへは、SDOUT、BCLK、LRCLKをそれぞれD2、DCK、D1へ結線。
+3.3VとGNDをBuffalo IIのDVCCとGNDへ結線。

これで無事鳴りました。ソースを変えて色々チェックしたいとこですが、明日の出張が早いのと、飲酒してるので作業中断。あさってにでもゆっくり聴くことにします。

というわけで、動いたぞ、というご報告まで

5 件のコメント:

  1. こんちは、ver3が次の次に廻ってくる予定のtetuです。

    FIDEの受け側のHDMI基板ですが、配線用のスルーホールが9ヶ有って順番に

    +3.3V (DAC側からSWを経由してICへ給電用)
    GND (回路図では5Vになっているが実際はGND、やはりSW経由でICへ給電している)
    +5V~+20V (DAC側からレギュレータ、SWを経由してICへ給電)
    3.3V
    DGND
    MCLK
    LRCLK
    BCLK
    SDOUT

    となっているのですが、hiyohiyoさんは3.3VとDGNDの処理、どうされまた?
    IL715の出力信号はGNDがアイソレートされて差動で出てくるので、DGNDに +1.6V供給して1.6Vのシフトを掛けた受けにするのが作者(=中川氏)の意図の
    ようですが。

    それとHDMI基板が刺さらないというのは、それ初期の作品じゃ無いですか?
    今は基板を切り落として出しているんじゃないかなぁ(それとも、私は文句言ったので私のだけ切り落として送ってくるのかしらw)

    あとケーブルが固いのは上等のもの程そうなんですよね。私は一番外のPVCジャケットを剥いてむき出しになったシールド被覆線の上から静電気除電用のフェルトを巻いています。
    これはいろんな意味で調子良いですよ。

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  2. んとですね
    +3.3VにBuffalo IIのDVCC(+3.3V)を、GNDにGNDを繋ぎ、+5~+20Vはオープンにしました。
    で、Rev3側は未結線ということなので、スイッチをオンにして、DVCCをチップの電源へ流し込んでいます。

    アイソレータの先までDACの電源が行ってしまうので、本来のアイソレーション効果は薄れてしまうorなくなってしまうと考えられます。

    本格的に対策するのであれば、DVCC+GNDから電源供給するのではなく、この基板専用の別電源を立てる必要があるかなーと…そこまでは時間の余裕もないので…tetuさんにお任せします(笑)

    基板サイズは2枚のうち1枚は切ってあり、1枚は切ってないという状態でした。何か意図があるのか、ないのかは…orz

    ケーブルの被覆を剥ぐアイディアはいいですね…ちょっとやってみます♪

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  3. IL715はアイソレータですから入力側の電源及びGNDと出力側のそれらは独立なんですが、出力側の電源とGND(4番目と5番目のスルーホール)の処理はどうやったんだろう?という疑問だったんですが。
    3.3VとGNDに落としてあるという事ですかね。まあそれでも動くでしょうから。

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  4. ん、あれ…

    差動信号はHDMIの中で、DS90LV048AでLVDSを0~3.3V信号に戻して、0~3.3V信号をIL715でアイソレーションしてるのではないかと…

    DS90LV048Aのマニュアルを読むと
    http://www.national.com/JPN/ds/DS/DS90LV048A.pdf
    VIHが2~VCC、VILがGND~0.8Vで、正電圧同士を1.2V中心の±1Vの振幅で交差させることで差動伝達を達成しているように読めます。

    で、DS90LV048AのVCCは3.3Vなので、なんらかの形で3.3Vを作って供給する、それをHDMIケーブル側から作るか、DAC側から作るか、別電源を作るかは、利用者に任せてある、という意識でいますが…

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  5. 私、変なことを言ってました、忘れて下さい。
    DGNDは信号の振幅を調節しているだけですね。

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