某所でルビジウムクロック導入の話を聞いて、やっぱりクロックの精度って重要よねぇ、と…
そこでポータブルにもクロック精度向上(まてぇ)を目的に、検討開始。
クロックにはいろんなタイプがあるらしい。
ルビジウムは、直接ルビジウムの発振をクロックに使うわけではなく、ルビジウムで元(水晶)クロックの校正を行うことで、クロック精度を増すらしい。
また、その波形の切れがやっぱり効いてくるとかなんとか…元クロックの特性が問題らしい…
まぁ、ルビジウムをポータブルで使うのはまず無理(数Aクラスの電流が必要)なので、検討しない方向で。
となると、クロック自体の載せ替え、が有力。
現状SDTrans192のクロックをみると、以下のTXCO 2つが乗っている。
Fox Electornics製
FXO-HC735-24.5760(32kHz系列のクロック)
FXO-HC735-22.5792(44.1kHz系列のクロック)
FXO-HC735シリーズのデータシートをみると…
HCMOS Ceramic 7.5x5.2mm 3.3V ±50PPM -20~70ºC
ってことで、50PPMが精度らしい。ただ、TXCOってもう一桁くらい精度がいいものがあるし、もっと精度の上がってるものもあるらしい。
その上になるとOXCOという、高温になると、水晶発振がぶれなくなる現象を用いて、強引に水晶の温度を上げてコントロールするタイプのがあるらしい(これもできれば温度変化は少ない方がいいらしいが)
交換するなら、TCXOの精度高いものか、OXCOかな…
OXCOを調べると1つ1万以上します…orz また、本体より高いパーツが出てきそうですよ?
TXCOは1000円前後からあるみたいですが…22.5792が部品として見当たらない…なぜだ!?
オークションには、22.5792使った基板(電源コミ)とか売ってたりしますが…単体がにゃい…うーむ…
なかなかに悩ましい…
交換するなら、DAC側も、ってんで、Baffalo IIのクロックを見てみたら…80MHz!!!…ええええー、PLLっぽい部品は見当たらないので、ES9018自体が高精度の80MHzで動いてるってことなのかしら…なんにせよすっげー…
検討は続く
2 件のコメント:
SDTran192のクロックをNDK(日本電波工業)の水晶発振器に交換すると、ルビジウム発振器に近いくらいの音質になります。型番は、NZ2520SD-24.576000M-NSA3449CとNZ2520SD-22.579200M-NSA3449C。
Chip1stopの通販で個人でも1個単位で購入できます(見積請求がいりますが、自動処理で簡単)。ただし納期が2~3ヶ月かかることも。値段は1個¥1,500。
おお、こちらにもコメントいただいていたとは、気付きませんでした orz
OpenID認証かけてるので、敷居が高いらしく、殆どコメントないので見逃していました。
クロックの件、情報ありがとうございます。三田電波の奴を検討してたんですが、NDKを発注して交換してみようかと思います。
早速注文に行こう。
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