以下はSDTrans192の問題ではない、ことが判明いたしました。
どうやら、Samplitude 10SE でバッチ処理でサンプル周波数が違うものを混ぜて変換すると、ノイズが乗る様子。
単発変換かけたら問題のないデータファイルが出来上がり、再生上も問題がなくなりました。
ということで、過去の記事を残しつつ、こちらのミスでした、というご報告になります。
====過去の記事====
SDTrans192で発生したノイズについて、状況をまとめてみたので、載せておく。
製作者のちあき様にはメール連絡済み(文面は以下のまんまではない)。
基本的に176.4/24や88.2/24のソースはほぼ持っていないので、実運用上は
問題なし。純技術的に何か問題があったら困るな、という意図での報告でした。
現象:
176.4/24 or 88.2/24 のソースの SPDIF 経由での再生時にノイズが乗る。
環境:
接続は以下。
(a) SDTrans192 ->(COAX)-> Benchmark DAC-1 -> HeadPhone
対照比較用の環境は以下(機器最小構成での類似接続)
(b) PC(foobar2000 WASAPI) ->(USB)-> Musiland Monitor 01 US[DDC]
->(TOSLINK)-> Benchmark DAC-1 -> HeadPhone
もしくは(および、DAC-1 側のSPDIF入力を疑った形での接続)
(c) PC(foobar2000 WASAPI) ->(USB)-> Musiland Monitor 01 US[DDC]
->(TOSLINK)-> JAVS UDT-1 ->(COAX)-> Benchmark DAC-1 -> HeadPhone
曲は、WAON RECORS のWAON XA-002 ハイレゾ オーディオ データ サンプラーより
Music oppreciation in 17th and early 18th century Holland の
(1)176.4kHz/24bit データをSamplitude10SE でWAV化したもの
(2)88.2kHz/24bit データをSamplitude10SE でWAV化したもの
(3)Samplitude10SEで176.4kHz/24bit を 44.1kHz/24bit WAVに変換して保存したもの。
# WAON の WAV はSDTrans192での再生ではファイルエラーとなるため、変換しています。
結果:
<試聴した際の録音データが各種あるが、Webでは割愛>
(a) の環境で(1)および(2)を再生した場合、定常的な位置で音が乱れる
複数回、データ再作成およびSDカードのメディアの変更を行っても現象は同じ。
(b)および(c)の環境で(1)および(2)を再生した場合、問題な
(a) の環境で(3)を再生した場合、特に問題なく再生される
推論:
48kHz系のハイサンプリング音源では特に問題なく、44.1kHz系のハイサンプリング音源
で音が乱れる処から推測して、44.1kHz系のハイサンプリングでSPDIF出力がうまくいってない?
どうもノイズの乗るタイミングが定期的(88.2だと10秒毎くらい)なので、
クロック周りが怪しいかもと睨んでいますが…
さて、何が原因なんだろ?
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