2011-12-31

DPA01 調整中3


あー、ちかれた…結局SBDを逆付けしてしまった時にスイッチングTrがどちらか飛んでいた模様。SBDとスイッチングTrを両方取り替えたら、正常に信号が出るようになりました…こんな山盛り波形でいいんだっけ、って話はあるがw

今回使ったスイッチングTrは2SA1429/2SC3699。Icに2A流せるスイッチングTrで、ton 0.2μS、tstg 1.0μS、tf 0.2μSってとこですね。もうちょっと特性のイイ奴も手元にありますが、2SA1429/2SC3699はひと山買ってあるので、テスト用に(笑)

さて、鳴らしてみっかー

===追記===

鳴らしてみました。片チャンネルだけ音が割れますね…なんだろなー、オシロで眺めて要調整ですが、そろそろ時間切れ…来年早々にでも再度挑戦します。

DPA01調整中2

どうも初段の差動回路に入る電圧がおかしい気がしたので調査。

Vcc6Vに対し、入力電解コンデンサ後の電圧が2.8V~3.12V(トリマ調整含む)で、キャリア信号がL:1.44V H:2.56V。

キャリアの信号が低いのか、トリマの調整範囲が狭いのか、はたまた差動回路のTrの特性があってないのか…

よくわからなかったんで、トリマの調整範囲を広げるために、周囲の抵抗をおきかえ。2.56V~3.38Vくらいをトリマで調整できるように。


後は、入力の電圧を上昇、5Vp-p 1kHzの信号を流しこんだら、それっぽい波形が出てきました。周波数も追随してるし、こんなものかしら…


試しに50Hzにしてみた際の波形がこんなもの。


その状態で、入力電圧を下げたらこんな感じに。ふむふむ。

これで片チャンネルは平気そう。もう片チャンネルは、Trx07のコレクタ電圧は綺麗に矩形信号が出てるが、その先のスイッチングTr+SBDのとこでぐたぐたになっているので、半田が吹っ飛んでるか、TrかSBDが吹っ飛んでると予想。片面基板なので、結構パターンがはがれやすいのですよね…

DPA01調整中


出力波形が妙なので、オシロで追いかけ中。

入力は 正弦波 1kHz 2Vp-p をシグナルジェネレータで作って、入力。出力波形(黄)に対し、TP(スイッチングTrの出力部分)の信号を測定。ちなみに、トリマは弄れる限り最大に弄ってある。見た感じ、ボリューム最大にしても、スイッチ信号が間歇的にしか出てこないのが原因かしら?



ちなみに、LとRで出力が違う原因を調査。Trx07のベース電圧(青)と、TPの信号(黄)を測定。出てる方は、黄色が綺麗に矩形はが出ているが、出てない方は、矩形波ではないようにみえる。そのせいで全部フィルタされてしまっているのかしら?

こっちはスイッチングを行っているTrのせいかなぁ…

2011-12-30

LXA-OT1 試聴続き

LXA-OT1 リチウム電池で13.8Vくらいまで電圧低下するまで使って 7時間くらいの稼働時間でした。もうちょっと過放電を追い込めば、10時間は楽に駆動できそう。また、鉛でも普通に行けますね。

試しに、Benchmark DAC-1 -> 某氏の電子ボリュームプリ -> LXA-OT1 と接続して、LXA-0T1のボリュームをフルスケールにして、電子ボリュームで音量制御したら、いいですねぇ…音量上げても煩いという感じにならなくて…というわけで、ボリューム取っ払って固定値にして(OPアンプは入力インピーダンス調整のために残す)、プリ噛ます方向で運用を考えたいと思います。

そろそろパーツの入れ替えも考えますかね…

遅れて届いたサンタからのプレゼント


馬鹿ですよねぇ、ホント、馬鹿ですよねぇ…でも、よーやく今年の目標クリアです。

というわけでSDTrans384の最新ファームと、最新マイクロを使って、DSD/PCMのシームレスなポータブル再生環境が構築できました。DSD128も問題なく再生できているようです。細かい確認はまだですが…

接続はHDMIポート経由、SDTrans384側からES9018のクロックを供給しているので Lowest での接続も問題なし。

音は、まぁ、聴いてみてください、としか言いようが…HD25-1.IIで普通にクラッシックの大編成が楽しめますね(笑)

聴きたい方がいらっしゃいましたら、通勤経路のどこかで捕まえるか、日程調整して自宅までいらしていただくか…

ともあれ、ほっと一息。DSD/PCM共存環境のチューニングはこれから…来年じっくり腰を据えてやります!

2011-12-29

DPA01 作成中


んー、なんかおかしいですね。試しにオシロ繋いでみたら、キャリア(黄色)は145kHzで発振してる様子。ということで、LとRの回路がおかしいのは確定。


LとRで症状が違っていて、R側はボリューム上げれば、振幅は発生してるみたい(青がライン信号、黄色がSP信号)、L側は全然動かず。

調整ボリュームを弄っても、当該区間の電圧が全然動かないから、なんか妙…

さて、次はどこを調べるかな

2011-12-28

DPA01ゲッツ!


というわけで、31日のコミケで頒布される基板を先行ゲット…つーても出展者の方がいらしてるので、宿代扱いですが(笑)

フルディスクリ、Trで構成されたD級アンプだそうです。基板でケースの一部を形成しているため、かなりいい感じのケースになりますね、結構格好イイ。

頒布価格は1000円とのこと。三日目ヒ14bだそうです。nabeさんのD級アンプも同じ処に託されているとの事。

さーてと、どれから作ろうかなぁ…

===追記===


完成品写真。strvさんのサンプル品。ケースにあわせて基板を作ったという話で、結構余裕がありますね。

到着:ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ基板

ぺるけ式FET差動バランス型ヘッドホンアンプ

某氏の処で製作されているカスタム基板。まずは作ってみますかね…宿題基板が一杯で大変ですが…

ONKYO 福袋 CD50枚

というわけで、またやってるようです、ONKYO 福袋 CD50枚

以前購入した時、届いたものをみて…なんぢゃこのタイトル群は?と思ったものですが…うち何枚かは現状常用曲化していたりします。

なので、今回も即購入(笑)

どーんなCDがやってくるのか、非常に楽しみです!

2011-12-27

HDP-R10

HDP-R10

んー、iBassoのDX100のヒビノ版でしょうかね、これ。

ESの搭載は諦めたようなことを聞いたんですが、まだがんばってるのかなぁ…ES9018でハイサンプル再生なんかやってたら電池あっという間に吹っ飛びそうですが…

気になるのはandroid搭載ってあたり。androidのサポートされている形式を見ると…
FLACだと48kHz/16bit(それもandroid3.1以降のみ)、wavだと、サンプリングレートはハード依存だが、ビット幅は16bitまでサポート…ってことで192/24がビットパーフェクトで再生できる気がしないというか…

なんとなく、再生できるのは 44.1/16 か 48/16 までで、ハードでアップサンプルして 192/24 にして聴けるようにしてます、ってだけのような予感が…

まぁ、44.1/16でデジタルアウトできる機種は貴重なので、そういう意味で、ハイサンプル再生すてればいい機種だと思いますが…

後は値段と…

そういえば、おそらくリチウム内蔵でしょうから、直輸入だと中古で売りに出せないって問題もw ヒビノ経由なら大丈夫でしょうけど…

測定中


2SA1428-Yと2SC3668-Yの測定中。20個づつ測定したあたりで、グラフ化。結構イイ感じで重なるようで、コンプリペアを4+4採る事はできそうです。というかもっと詰められそうだなぁ…

100づつ測定して、ペア作ったら、幾つかのセットは里子(というかバーター取引?)に出る予定。

今回専用治具作ってみましたが、楽ですね…モールド部分を10個づつテープで止めて、ICクリップを順次付け変えながら測定、楽ですわー。LabVIEW使えるDMMがもう1つあれば、hfeの計算まで自動化できそw

===追記===


ついでにDualTrの測定。さすがにクリップでは足1つくらいはピックできるが、隣り合ったのは難しい…先日のPomonaのFPGA用クリップ使えばできそうですが、2つしかないんですよね…つーわけで、SOP->DIPの変換基板があったので、それに強引に半田付けして測定。Dualだが、片方測定すれば、もう片方は精度よく合っているだろう、ということでw

結果として、
Mouser品
BCM856DS hfe170.3
BC846DS hfe168.4

もう一社の品
BCM856DS hfe169.3
BC846DS hfe168.0

ってことで、かなり揃っている事が判明。チップ品なので、ロットで揃っている可能性が高く、となると、MouserのBC846DSともう一社のBCM856DSを組み合わせるのがよりコンプリ率が高そうです。

というわけで、半導体の選別はできたくさいので、次は抵抗周りの選別を行って、実装に入りたいと思います。

バランス型ヘッドフォンアンプ:製造準備中5


というわけで(を)Trの測定を開始。

前回、ブレットボードでやったら、抵抗の接触抵抗がぁ、みたいな事になったので…

・抵抗類は半田付け
・電源は安定化電源から供給(1.5V近辺で0.8mVくらいの振幅あり…しかし結構ドリフトしていくな…)
・電源スイッチはプッシュ式(通電しっぱなしだとTrの発熱でどんどん数値が変っていくので、測定タイミングだけ通電するように)
・切り替えスイッチで±を反転できるように(NPN/PNPを接続弄らず(=弄ることによる変化を抑制)に測定したい)
・ICクリップを、質のよさげなものに(結構ICクリップ自体の接触抵抗も気になります)

って感じで変更。最終的には外部の擾乱を防ぐため箱詰めを目指します。

これで、テスター2つ使って、VC、VBを測定し、抵抗値で割り算すれば、hfeが測定できる、と。

これで2SA1428-Yと2SC3668-Yをとりあえず1つづつ測定してみたところ、
(条件、VCC 1.5V(アンプの動作電圧を想定)、IB 0.08mA(0.1mAくらいを200倍に増幅して20mAくらいで測定することを想定))
2SC3668が162.5で、2SA1428-Yが160.98で1%未満の精度でコンプリペアがとれそうです。
VBEもついでに測定しておくかなぁ…

2011-12-26

なーぜぢゃぁ、どーしてぢゃぁ、なんでぢゃぁ…


先週末に山積みだった某新橋の書店、今日立ち寄ってみたら…あれ、残ってない…とおもったら棚に1冊…バックヤードにいっぱいあるのかもですが…

悩みに悩んで、一度店の外に出たんですが、やっぱり比較試聴用に1台確保しておきたいなぁ、と思い直して入り直して購入…しちゃいました(をい)

これで、壊す事を恐れずに改造挑戦行けます!というわけで、電源改造に本格的に着手かな…

2011-12-25

LiPo ケース詰め … つまりは LXA-OT1ポータブルへの布石



LiPo携行に向けて、ケース加工。これで過放電防止回路とセットでケース(難燃性)詰め完了。火を吹いても多少は大丈夫、だといいなぁ…

結局、スイッチオフが必要なので
・電源スイッチ LiPoと過放電防止回路のオン/オフ用途
・電源スイッチ2 過放電防止回路のオン用

と2つのスイッチを持つことに…うぁー、かったるい…放電しきるまでずーっと通電、って方が楽ですね。

これにPHPA自体が持つ電源スイッチまであるから…考えるだけで嫌ですね…orz

まぁ、愚痴ってても仕方がないので、当面はこれで運用を。その後セル別の過放電防止回路を組み込んだら、最終品ですかね。マイコン入れて、ボタン押したらセルの状況とかみられてもいいかもw

なんてことを思いつつも、結局時間管理していそうな予感w

===追記===


LXA-OT1ポータブル…あれですね、持てるけど、SPどーすんだ、って話に…

正直、そこにアンプがあるから電池化してみる、以上の意味はないはずなんですが…音質いいんですよね、こまったことに…

こいつは参ったね…


±電源を供給するべく、秋月の安定化電源をもう1つ製造。

最初、交流Vと直流Vを間違えて、なんで電圧が変らないんだろうと、試行錯誤…

続いて、ブリッジダイオード、結線全部とっぱらっても、±間で測ると1.5Vも電圧が…正体不明です…アースのせいかしら?
というか負荷外してオープンで±間を測ると、16Vくらい出てる筈のとこが12Vくらいに…なんで?!

まぁ、いいや、と全部組みこんでテスト、とりあえず動作は確認。

が、しかーし…

ACVで12V出した際にどんなもん電圧が揺れてるかチェックしてみたら…
壱号機:0.4mVくらい
弐号機:40mVくらい

100倍くらい揺れがちがいます、あっれー?

部品的に違うのは、平滑用大容量コンデンサを入れろ、って書いてあったので、4700uFを入れているくらい。後は実装時の配置を少し弄ってある程度、のハズなんですが…どこにノイズが載ってるのか、それとも発振してるのか…

オシロで眺めてみますかねぇ…

電源2つ作れたので、±電源も供給できるように。これとPMC70-1Aがあれば、実験用の電源はほぼ事足りるぢゃろう。

LXA-OT1 比較試聴:ぱぁと1



まぁ、いつまでもほっとくわけにもいかず、時間を見つけて軽く試聴。エージングとかは全然なので、今後評価変るかもですが…

テストパターンは3種
(1) LXA-OT1 + 秋月安定化電源 12V
(2) LXA-OT1 + 鉛電池 12V(実測で12.4Vくらい)
(3) nabeさんのD級アンプ + passive preamp + 秋月安定化電源 12V

全般に…
・低域出てない(ティンパニのドーンって音が聴こえない)のは同じなので、SPの性能のせいですかね…

音的には (2) > (3) > (1) といった感じ。なんで電池がいいんだ?と思わなくもないが、ぱっと聴き、それがよかった。さすがに、低音どかばきでるような処だとかなり電池電圧を揺らされてるようでしたが…

(1)は少しぼけたような感じ?中域はイイが、低域が微妙だなぁ、と。
(3)は全般にはっきり聴こえるが、普段HPで聴いてるの比べると少し違和感を感じる。
(2)が一番好みでしたね。なんでかなー?

まぁ、趣味の世界のような気もしますがw

あー、(2)だけ電圧がちょっと高いので、そのせいかも?

LXA-OT1 の HPA 化

LXA-OT1でヘッドフォン鳴らせないかなー、ってことで思案。普通に考えると、BTLでもあるし、インピーダンスがSP向けに作られているから、直結はまずくて、トランス(4-8Ω:ヘッドフォンのインピーダンス)を2つ用意して、出力に繋ぎ、2次側で必要に応じて結線してシングルエンド化したり、そのままBTLで聴くってやればいいはず。ただ、気になるのは、トランスの特性的にナチュラルなLPFになってる筈で、となると、D級アンプに入ってる出力フィルタって本当に必要なのかなぁ?って事。んで、フィルタの式を眺めてみると…

C=Q/(π×Fcl×Rl)
L=Rl/(4π×Fcl×Q)

Qはフィルタの特性、1≧Qとしておく。音質に影響のある定数。
Fclはカットオフ周波数、どこにフィルタの効く周波数を持ってくるか。だいたい25kHz~50kHz辺りにする様子。
Rlは負荷のインピーダンス。要するにSPやヘッドフォンのインピーダンス。

で、計算すると
Rl=4Ω(スピーカー):C=2μF(2.2μFとか)、L=15μH
Rl=8Ω(スピーカー):C=1μF、L=30μH(22μHとか)
Rl=32Ω(ヘッドフォン):C=0.24μF、L=150μH

ちなみに、LXA-OT1は6Ωくらいをターゲットに作られているのかな?(逆算すると、RL:6Ω、Q:0.65くらいで Fcl:30kHzくらいになる様子?)

6Ωくらいに調整されてるとこに、32Ωのヘッドフォン繋ぐと、フィルタ特性はぐったんぐったんになりそう…並列に低いダミー抵抗いれればいいのかもですが…いらん電力食うばかりのような気も…

で、当初の目的に戻って、30kHzくらいで減衰していくようなトランス接続なら、ここらのCとかLはなくても済みそうだなぁ、みたいな…こちらは適当なトランスを調達したら実験してみますかね…

クリスマス・イブ 2011



昨日は、朝から、仮面ライダーの映画を見に行くために出発…したら、イクスピアリの開演時間(9:50)に間に合わず。
しょうがないので、豊洲ららぽーとへ移動。
11:00からランチバイキング。息子壱号がチョコレートファウンテンを所望するも、味が合わず(甘すぎ)に泣き顔…でもアイスキャンデーを見つけて5種類制覇できたので、ご機嫌に。そんなこんなで映画の開演時間に。なんか2列目端席だったそうな。
おいらは映画の時間中、散髪へ。ついでに秋葉まで足を延ばして、SP端子とかを購入。
映画終わりで合流。電話が通じなくて難儀したが、映画館前でくるっと見回して、あー、こりゃゲーセンにいるだろ、と思って探したら、やっぱりゲーセンにいました(笑)
外に出て公園で少々…で、近所の「がすってなあに?」に初めて入ってみたら、息子壱号オオハマり。閉館時間になって帰るぞ、といってもヤダー、とか言ってました。個人的には、固体電解質の燃料電池が展示されていたので興味津津。詳しい説明員の人がいるようなら根掘り葉掘り聞きたい処ですが…まぁ、子供レベルでしか回答できないだろうなぁ、ってことで諦め(笑)
新浦安近辺で夕食材料(チキンとか)を調達、その後ケーキ(写真の奴、ここのは甘くないので息子ともども好きなのです)を購入して帰宅。
夕飯食べて、プレゼントタイム。
息子弐号にはママが調達したトーマスの服一式と、ばーちゃんからもらったトーマスのお菓子一式…「トーマス!」って延々と言ってました。
息子壱号には3DSソフトの花といきものの図鑑、だっけな。3Dで表示させてやったら、超大喜びで電池切れるまでずーっとあれこれみては、鳥の声を聴いていたみたいです。今度葛西臨海公園とか連れて行って遊ぶかの…

んで、就寝。息子壱号は0時頃まで起きてましたが…寝室行ったなー、とおもったら、ビデオを見てた罠…その後たたたっと駆けてきて「外寒いから、サンタさんにあったかいミルクを、それとケーキを…」みたいな話を延々としてました。かわいくてイイが、イイから寝れ。

なんとか就寝させて、サンタさんのプレゼントタイムに。袋詰めして、枕もとに置いておきましたが…反応は如何に!?

LXA-OT1 ケース詰め完了


電源を封入することも考えたんですが、L(12-16V)とR(12-16V)とプリ(±6Vとか)とMUTE系(3.3V)とを作ろうとすると、どうしてもトランス2つとかになってしまう…となるとでかいケースが必要となるので…電源は外だしで、弄る方向に…

手持ちのケースで適当なのは…ってことでこんなんつめてみました…結局すかすかですが…

スペーサーは5mmで、ぎりぎり電解コンデンサの頭が当たりませんね、ぎりっぎりですが。

ふぃ…クリスマスイブの夜中にやる工作ぢゃないよな、とか思いつつ(笑)

2011-12-23

LXA-OT1 調査中

データシートを眺めつつ。

クロック周りを眺めてみる。ROSCに393のチップ抵抗(39kΩ)がくっついてる。この抵抗値で、動作周波数が決まる。

10^6 /((16 * ROSC + 182) * 4) kHz

ってことで、ROSCに39を当て込むと、310kHzくらいとわかる。ちなみに、ROSCは60kΩが最大、データシート上は内部クロックだと350kHz、外部クロックだと400kHzくらいまで動作可能らしい。

外部クロック使うとすると、この抵抗と、並列で入ってるコンデンサを抜いて、現在浮いている SYNCLK に動作周波数*2のクロックを突っ込むことになる。400kHzで動作させるには800kHzを入れろ、ってことかな…高周波設計もしてないのに、こんなクロック突っ込もうとしたら、トラブルの山になりそう…orz

動作周波数の変更がどう影響するかは興味深い処なので、この39kΩを色々取り替えてみて、聴いてみるのは面白いかもしれない…チップ抵抗の交換は面倒ですが…

ふむふむ

===追記===

このGNDのとこにくっつけるチップ部品の実装パターンって、標準的なものなのか、それともLuxmanの技術なのか…確かにこれはいいかもしれんなぁ、みたいな事を思いつつ…

データシートとサンプル回路眺めていて、ふと気付く「あれこのチップ普通に差動信号入るぢゃん」…ってことで、LXA-OT1の回路をおっかけると…あー、入力の信号は直でGNDに落としてあって、ネガティブ入力も、コンデンサとかだけ入ってる状態っぽい…つまりここを加工してCOLD信号放り込んでやれば、普通にバランス入力いけそ…

まぁ、これも改造面倒なので、やるかどーかはアレですが…トランスで受けてやれば、カップリングコンデンサ要らんよなぁ、みたいなことを思ったり…

だんだん妄想が増えて行きます…ええw

===追記の追記===

ああ、違うな、ラインINはプリ噛んでるから、単純にバランスINにできないんだな…OPアンプ1つだし…プリ部の大改造は…あんましやりたくないな…

大失敗…orz

安定化電源にインレットを付けて、ブリッジダイオードの位置を変えて、さて、電源投入、電圧の確認、をしたら…

あれ?なんか電圧が変化しない…っていうか、あれなんでマイナス?

と、怪しい匂いが…やべっ!?どっかやったな…

ってことで、ケースを開けてみたら、もやっと煙が…焼けましたね、何か…

チェックしたら、ブリッジダイオードに接続するケーブルの極性を間違えてました、あっちゃー

極性戻して、接続しても、結局電圧はコントロールできず。

よくよく基板を眺めると…

・Tr1破損(割れてました)

・交換したら、パターンも切れてたので、空中配線

・ふと気付くと、VRについてたパターン(ランド)も切れてたので、レジスト剥がして半田付けしなおし

でも、電圧変らない

・こりゃIC逝ったかな、とIC交換してみたら、トランスの電圧変えたら、6Vと12Vが切り替わるように…というわけでICも死んでた事が確定

・VR弄ってもダメってことで、こりゃTr2、Tr3のあたりも焼損かと思ったが、交換しても変わらず。

・その近辺の電解コンデンサやDをはずして測定しても生きてるっぽい…

・ってことはー、とおもってツェナーDを外そうとしてみたら、ぱきっと…こいつが死んでたっぽい…

ツェナーは予備がないので、買いにいかないとな、ってあたりで本日は終了。ついでにICの予備も調達しておかないとだなぁ…

しかし、C1815がここまで綺麗に割れるとわw

===追記===

どうやら、ツェナーの代わりに、LEDを使う方法があるらしい。
んで、手元にはVf測定済のLEDが100本程…これはやるしか…

説明書だと8.2V~11.0Vくらいのツェナーならいいらしい。LEDのVfは1.94Vくらいなので、5つ直列で10V弱で足りるっぽい。ってことで、ユニバーサル基板に5つ直列に半田付けして、適当な抵抗を噛ましてPMC70-1Aで16V(12Vをブリッジ整流して、12*1.4=16.8Vくらいなので)まで上げてテスト。ちゃんと10V弱で定電圧になることを確認して、基板へ取り付け。で、テスト通電してみたら…


ちゃんと電圧制御できるようになりました。もともとついていたツェナーが9Vで、今回のLEDツェナーが10Vくらいなので、最大電圧が1V程低下して15Vくらいになっちゃいましたが、まぁ、問題ないでしょう。そのうち適当なツェナー買ってきて置き換えてもいいし…

というわけでほっと一息、もう遅いので、試聴は明日やることにします。

===追記===

見事に割れたTr…ケースの中あけるたびに、匂いがして、あー、失敗したなー、と思いだす仕掛けつきです…orz

LXA-OT1 改造中

試聴する前から何改造してんだ、って話は横に置いておいて(えっ

とりあえず、電源コネクタ、何が刺さるかな、と試してみたら、5V1AのACアダプタが刺さりますね…ってことは手持ちのUSB-DCジャックが刺さる…って5Vぢゃダメぢゃん…orz

DCジャックものは5Vに統一しておかないと事故るので、速攻で取っ払います。そして添付の12VのACアダプタは取り出しにくい処に死蔵します。

んで、何に交換するかですが、他で12V系はDeansにしてるのでDeansに変更。これで、安定化電源、LiPo14.8V、鉛12Vでそれぞれ水平比較試聴できる形態に。んでもって、nabeさんのD級アンプも同じコネクタなので、垂直比較もできる事に。秋月のD級アンプとかもやろうかな…

比較試聴するなら、できるだけ環境を揃える方がいいんですが、nabeさんのは、標準ステレオジャック2本で、L/Rを入れている…関係上、同じのにしたいんですが、手持ちがない…では、その前段(パッシブプリ入力)はステレオミニなので、ステレオミニにしようかと思ったんですが…手持ちのステレオミニジャックは…ノイトリックのしかない…これ付けるかなぁ…と思案中。なんつーかデカイよね…


まぁ、SP用のコネクタも交換する予定なので、取っ払うのは問題ないんですが…この休み中に試聴したいなぁ…みたいな…

===追記===


評価用電源いろいろ。下のが安定化電源、奥が鉛12Vで、右にあるのがLiPo14.8V、これらを切り替えて試聴する予定。

後は、OPアンプを色々用意しますかねぇ…

秋月電源:すこしだけバージョンアップ


つーても、たいしたことをしたわけではなく、トランスから直でACケーブルに繋がるのはとりまわしが悪いなぁ、ってのと、ACラインフィルタが入れたかったので、秋月でラインフィルタ入りのインレットを買ってきて装着。

朝っぱらからドリルで穴をあけて、ハンドニブラでごりごりごり、と削りました。結構綺麗にできたので、満足。

ついでに、ブリッジダイオードの位置を少々ずらして、コンデンサを盛れるように…4700uFのを買ってきてあるので、装着すればいいのですが、面倒だったのでとりあえずスルー。負荷かけて波形が乱れるようなら入れようかな、と…今はかなり安定しているようなので…

この電源を使って、Trの測定を行う予定。まずは2SA1428系かな、接触抵抗が気になるので、どーすっかなー、と思案しつつ…

===追記===

そういや、この電源をLXA-OT1に使えば、結構いいんぢゃないかな…かなり安定してるし…というわけで、近日中にテスト予定。

2011-12-22

LXA-OT1:改造プラン


まずは、D級チップのアナログ出力側の電源を独立させた方がいいよね、ということで、電源ラインの切り離しを検討。太いラインが這ってるので、これを切り離すのがいいですかね。ここに16Vくらいの安定化させた電源を繋ぐと色々改善される気がします。ついでに、1000uFの電解コンデンサにチップコンデンサがパラってますが、ここにもう少しコンデンサを繋げて特性改善を試みてもよいかも…

##追記##
あー、そうだよねぇ、L出力とR出力で別々の電源供給が当然いいですよねぇ…考えます、ハイ
##追記終わり##

次がプリ(OP)アンプを駆動する仮想GND回路、電源電圧の揺れに強いOPアンプを使うか、±6V近辺の電源を作って、きちんとしたGNDを繋ぐとよいかなぁ…どこに繋ぐかがまだ目途がたってませんが…表面実装されているTrの付近がそれかなぁ…ここは回路図とパターンをおいかけてみる予定。

あとは、D級チップのデジタル側用に3.3Vを作っている様子。これも考えた方がいいかなーと思いつつ…やっぱり探さないとわからんですがw

ついでに、ゲインを調べたらR17,R20がジャンパされているので26dbの設定ですね。変更すれば20dbから32dbまで制御できるようです。

デジタル系とアナログ系でGND切り離す…のは無理があるようですね。チップ的にはPGNDとSGNDが存在していて、切り離して使えるようにはなってますが、EPどーすんだろ、よーわからん…

と、データシートみてたら、外部クロック突っ込めますね、このチップ。通常は、別のチップからのスルークロックを入れて同期するためのものですが、ここに質のいいクロックいれたら面白いかもしれません。

後は、何ができそうかなぁ…

バランス型ヘッドフォンアンプ:製造準備中4


これで最終便。10kと33kのPRPとVishayの抵抗が到着。トランジスタを測定してペア作ったら、製造を開始します。どんなもんかなぁ…

LXA-OT1


まぁ、nabeさんのD級アンプもあるし、某氏のもこの年末に手に入りそうだし…比較試聴してみるか、ということで購入を決意。

さくっと封を切って、基板裏を見てびっくりしました…おー、実装テクがー

・このうねうねは…放熱?それともGNDの効果アップ?
・電解コンデンサのマイナス側に、半田付けしたとこに小さいスルーホールが一杯空いているのは、GNDの効果を増すためなんだろうなぁ…
・そして小さい電解コンデンサの端子間には必ず何か塗ってある…これもコンデンサの効果を増すための工夫なんだろうなぁ…

単純に部品だけではない工夫がしてあるなぁ、と感心しました…つーか、こういう事は素人ではなかなかトライできない…地道に費用がかかりますからね…

閑話休題(ほんとか?)

で、ステレオ本誌を読んでいて、気になったことが…Muses01がMuses02他を圧して一番音がイイ、って書いてあるんですが、このLXA-OT1、電源電圧が標準12V、16Vくらいまではいけるが18Vだと壊れる(D級アンプチップの制限でしょう)…で、Muses01って±9V(つまり18V)からが推奨電圧なんですよね…標準の12V電源だとかなり下回ることに…まぁ、電圧低くても動かないわけぢゃないでしょうけど…それで特性どうなのよ、と…

推奨電圧内で駆動するOPアンプより、推奨電圧よりずっと低い電圧で駆動させるOPアンプの方がイイってホントかなぁ、みたいな…まぁ、Muses02もかなり低電圧で駆動できることは知ってはいますが…

閑話休題(えっ、また?)

回路図眺めていて、12Vから分圧して6V作って、その6Vを仮想GNDに見立ててプリのOPアンプが±6Vで駆動、ってことで、安定化電源供給するなら、12Vよりも±6V作って給電した方がよさそうな気がしています。できれば、D級アンプチップのアナログ系の電源と切り離して供給すればもっとイイ音になるんではないかと…というわけで、何台か改造実験してみたくなってきたので、もう1~2台買ってしまうかもしれません(笑)周囲の評判も上場のようですし(を

最後に

基板の実装技術みるためだけに買っても面白いんぢゃないかなー、と思った今日この頃、既に値段分は堪能させていただきました(通電もしてないのに)

2011-12-20

LiPoケース詰め


そんなに神経質にならんでも、って話はありますが、結局過放電防止回路の居場所が…アンプの中にいれちゃうと、鉛とLiPoの切り替えが面倒そうだし…LiPoの近くに置くとなると、ケースもう1つ?ってとりまわしが…結局、LiPoごと難燃性のケースに突っ込んで、電源スイッチと、通電スイッチ(プッシュ)を用意することにしました。

温度センサーもつけて、モニタリングできるようにしておくかなぁ…

バランス型ヘッドフォンアンプ:製造準備中3

本日は、RSと、某米国部品屋からの荷物が到着。

某米国部品屋はShippingが高かったんで、ついでに色々買っておこうと…OPA827*4とADA4627*4を発注…したらものものしいパッケージで送られてきました、OPA827


つーか、OPA827 *だけ* 別小包で送られてきて…最初小包2つとか、どーして?みたいな…凄いですねぇ、ここまでするものなのか…

DualトランジスタはMouser分と、ここの分が揃ったので、hfe測定比較できる態勢に。チップ部品なので、どーやって測るかなぁ、と思案中。ICクリップで挟むか、他の手を考えるか…ってやってるあたりが一番楽しいんですよね。

RSから届いた2SC3668は思ってたより大きくて…もうちょい小さければ HA10miniの終段に使おうかなぁ、と思ってたんですが…まぁ、それもいいか…

ワインワイン


なんか、千葉の試飲会に体調が悪くて行けず、東京の試飲会は招待状が来なかった?のか、なかったのか?よーわからんうちに12月になってましたが、担当の所長から電話があって、どうですと…まぁ、適当に6本くらい送っておいていいですよ、ってお願いしておいたら…この詰め合わせが送られてきました…

あっれーセコイアっていつの間にかラベル変ってた…知らなかったよ。

それぞれ1本しかないんぢゃ、呑み時を探るための試飲ができないぢゃん、って今度いっとこ…

と、思ってたら…


本日、もう1本追加で到着…うは、これを送ってくるか(笑)

何時飲もうかなぁ…

2011-12-19

バランス型ヘッドフォンアンプ:製造準備中2

基板2枚と、Mouserからの荷が届きました。

Mouserからは…
・FPCAP 1000uFと100uF ニチコンのサイトで目に入ったので、元は富士通の中国法人で、ニチコンが買ったみたいですね。音質どんなもんだろ?とw
・APSC 1500uF
・Vishayのトリマーと、Thin Film 抵抗(0.1%もの)ひと山
・KOAの金皮 10Ωと1Ω、ちまちま買うのに飽きたのでまとめて100本づつ
・BCM856DS/BC846DS ひと山

まぁ、最後のが本命ですが…さーて、hfe測定の準備しなくちゃだわ。

2011-12-18

バランス型ヘッドホンアンプ:製造準備中

バランス型ヘッドホンアンプのために部品かき集め中。キットで頼まなかったので(笑)

BC846DS/BCM856DS だけでなく、2SA1428/2SC3668 もかなり偏りがあってhfeペアが取れてないせいで、バランスが崩れDCオフセットが出る。その対策としてカップリングコンデンサが入ってる、ってことなので、うまいことコンプリペアが揃えられればDCオフセット出さない形にして、カップリングコンデンサレスできるかも…入力側はもともとうちのシステムはトランス噛んでる予定なので、カップリングコンデンサの意味がないんですよね…なので、こっちは自動的に省略できるんですが…

hfe対策としては、ロットを変えるしかない。Mouser/RS-onlineのロットではかなり揃わない事が判明しているので、全然違う販社を混ぜる事で、ロットを変える事を目論見、あちこちから入手してみる方向に…すると量がいぱーいに(笑)4つ/アンプ1台、しか使わないのに100個とか注文してますし…orz

こんな作りしてるから金ばかりかかるんですよね…わかっちゃいるけどやめられない…

来週中にはだいたい揃うので、クリスマス近辺で製造予定。正月くらいには第一報を出せるとイイナ。

BloggerとGoogle+の連携

Bloggerの管理画面をみたら、なんかGoogle+へ連携できるぞと…しかし、URL変わったり、Google+に参加してない人から見えなくなったりしたら困るなぁ、と思ってたんですが…

やってみたら、Blogger側からみたらなんかプロフィールがGoogle+のものに変わるだけ?かな

で、Google+側には、この投稿が見える、ようになるのかしら?

というわけで、試しにBlogを書いてみるテスト。

===追記===

ただ書いただけではGoogle+上には表示されず、「共有」すれば表示されるのねん。
強制的に全部「共有」でもいいんだがなー

2011-12-17

LiPo過放電防止回路 Ver 1

2011-10-15 過放電防止つき車載電源の製作を参考に作りました。PchのMOS-FETを使って、VCC側をシャットダウンするタイプの回路になります。


朝仕込んだ電源とDMM+テスターで電圧降下でシャットダウンすることをテスト…してたんですが、全然切れない…あっれぇ?
回路を見まわしてもおかしいところはない…となると、と思って…

プッシュスイッチをはずして測定してみたら…push-onのつもりで買ったスイッチがpush-offでした…orz つまり、ほっとくと常時on…こりゃだめだw

ってことで、スイッチをトグルに切り替えて on/off できるようにしてみたら、ちゃんと動作しました。5Vくらいでも問題なく…

12.75Vくらいを狙って微調整。

まず、ざっと12.7Vくらいで電圧出力。トリマVRを回して、シャットダウンさせ、ちょっとだけトリマ戻す、を繰り返して調整。最後に、電源をだんだん降下させていって、シャットダウンした電圧を確認。ぴったり12.75Vに仕上がりました。

当面はこれで使ってみようかな、と。

Ver 2ではセル別の電圧でシャットダウン敢行予定ですが、まぁ、新品電池ならトータル電圧で問題ないでしょう。

しばらく、これで運用して、ランニングタイムやセル別の消費電力を測定しよう。

あとは回路的に問題なさそうなので、鉛電池用の過放電防止回路も作っておくかな、と。

秋月電源つくりました


ケース詰めまで完了。
・トランスのタップ切り替えスイッチつけてみた(6Vと12V)、これを5V時と12/15V時で切り替えて使えば、ロスが減る筈(写真は細工前)
・VR2は多回転のを使い、細かい電圧が弄れるように…当初の目的は過放電保護回路のテスト用に電圧弄りたかったのでw
・SENSは…ターミナル買い忘れたので、内部で直結(笑)状況に応じて外に出すかどうか考えます。
・出力は1Aもあれば十分なので、Trを1つに。

とかやっててふと気付きました…あー、ダイオードの後に追加の平滑コンデンサ入れ忘れてる~


と、あわてて入れる場所を探すも、場所がない…ってか、縦置きだとダメぢゃん…orz(勿論横置きでも、スペースがないので…)

ダイオードの位置を少しずらして、そこの隙間にもうちょっと小さいコンデンサを入れますかねぇ…

試しに、12Vに出力調整してACVを測ってみたら、0.4mVくらいでした。まぁ、このくらいなら…いいか…

バランス型ヘッドホンアンプ

バランス型ヘッドホンアンプを発注。最初、キットしかないのかなー、と思って、「基板だけってできます?」って問い合わせてみたら、OK、とのことで…基板だけ入手することに。

Blog及び直接のメールにて、TrのhFEのばらつきがぁ、って話だったので、ちと選別をするかー、と。つーても、普通に探すとMouserくらいしか売ってなくて…チップTrなので結局同一ロットになってしまい、hFEがあってなきゃ、もうあわせようがないのが現実。そこで、もう1件別の販社を探しだして、そっちからも購入し、ロットを変えてみる策に…これでhFEコンプリ品が作れるといいなぁ…まぁ、4つあればいい処に100個+100個で200個入手に走ったので…余り物のペアがほしい方がいたら、原価で手渡し(安いものなので、送料もったいない)します。

せっかくだし、ということで、色々部品を選定。
・チップ抵抗は全部Vishayで揃えてみました(を)
・半固定もVishay、多回転トリマーにして、調整しやすくしてみました
・入力、帰還抵抗は色々なやんで…PRPとVishayのFoilの筒型を選択。比較して気にいった方を使おうかと…
・電解コンデンサは、おとなしくAPSCを手配しつつ、ちょっと変わったのも混ぜてみました。
・その他は…あ、しまったVR代わりの50kΩを手配し忘れた…まぁいいか100kΩ実装しておけば…
・電池は例によって鉛、そっからDCDCかけるか、適当なレギュレータで電圧を少し落として安定化させ、それを突っ込もうかな

カップリングコンデンサレス(入力側はトランスで結合するからいらないし、出力側はDC出てないので問題になることはなかった)ばかりやってきてたので、入出力にカップリングコンデンサが着くのは新鮮(をい)。また、カップリングコンデンサが電解コンデンサ、ってのも新鮮(をいをい)。

まぁ、色々面白そうなので、到着したら気合いれて作ります。

こっちよりDACの電源なんとかしろー、とか云う声が聴こえてきそうですが…

2011-12-15

し、しまったぁ…


デジキーで怪しげなVR(P084E-7CBR10K)を購入。本当はP0811Nあたりを探してたんですが、これもまたおもしろいかと…


要するに、中側の心棒と、それを取り巻く外側の心棒から構成された2連VR*2+スイッチ、ってのがこのVR。で何に使うかというと…バランスの入力って、4chのVRが必要なんですよね…で、4連のを作ったり特注したりして対応してるわけですが、4連にもなると機械的な誤差が出て、それが左右の音量バランスに響く。これだと、2連なので、片チャンネルづつにVRをつけられて、独立して音量調整が効く、と。勿論専用に特殊なノブ(2連になっていて、内周と外周でそれぞれ調整値を変えられる)が必要になりますが、売ってない訳ではないので…

というわけで、次のアンプのVR部にでも使ってみようかと注文したんですが、大失敗…ノブのサイズが微妙に異なっていて、内周部のノブが入らない…orzなんか削らないとダメかもとか思いつつ…

まぁ、探せば色々あるものだなぁ、とか思いつつ。ちなみに、Vishayのスフェルニース同様の導電性プラスチック品だったりします。音にもちょっと期待(笑)

2011-12-13

Kid Inventor


到着しました。BASICセットとADVANCEDセット。パッケージ価格と送料がそう変わらないのが泣ける…

BASICだけなら国内で日本語マニュアル付きが買えますし、amazon.comでも安い送料のが買えますが…advancedは…しょうがないので、取り扱い元から直輸入しました。

中身は…クリスマスにうちの息子があけたら、紹介します。それまでは楽しみにしておきましょう♪

PMC70-1A


うへぇ、でかかった…が最初の感想(笑)

秋月の実験用電源キットは作って使う予定ですが、もーちょっと楽に使える電源がほしいなぁ、という事で、ついつい…
さくっとDMMで測定してみたら、0.1Vくらい電源の出力表示との間にずれがあるようですね…まぁ、誤差ですな。
ステップで電圧出してるから、微妙な値は直接出せない模様。まぁそういうもんだという事で。
PC制御で電圧弄れると面白そうだなぁ、とか思いつつ…電圧変わった際の挙動とか、DMMと連動で測定できると便利そうだなぁ、みたいな。

しかし、いい加減机の上が手狭になってきたので、模様替えを思案中。どういう風にしようかしらん…

2011-12-11

撮ってみた


息子壱号とお風呂に入って、そーいやイベントあったっけ、って事で急遽撮影する気になったので、撮影準備

…カメラ起動したら、電池ゲージが@1つになっててびびりましたが…
とりあえず電池取り出してチャージにまわしながら準備

三脚はGitzoの重い奴を、普通に雲台をセッティングすると真上の月が撮れないので、逆にセッティング。
本当は硬い床面でやるのがいいんですが、面倒だったので、庭の芝生の上に…
カメラはEOSkissDigital、古い奴です。MEにして、液晶に撮れた写真見ながら露出決定。
レンズはEF35-350mmの350mm端利用。MFにして、無限遠近くにピントセッティング。

ISO1600で最初やってたんですが、途中からISO200にして、シャッタースピードで露出を稼ぐ方向に。
AEだとバックの夜空に引き寄せられるので、MEにして、ドアンダー気味にw 舞台写真撮ってた頃を思い出しました。

月が動くのと、ファインダーの位置が悪く、うまく中央にあわせきれませんでしたが、まぁふと思いついて撮った分にはいいだろう、と。

息子壱号(5歳)と見ていたら、息子はインスピレーションを受けたらしく、リビングへ戻って仮面ライダーフォーゼを再生しはじめて…そんなことせずに寝れ…orz

KitMill CIP100

オリジナルマインドの中古電源PMC70-1Aを買おうかなー、と思案してるうちに気付きました。

KitMill CIP100

へー、自作基板に特化したCNCが出るんですね。198000円はちょっと個人的には厳しいですが、10万切ってきたら考えちゃいそう(笑)

「パターン設計CAD選定について
現在、対応CADを選定中です。対応希望のパターン設計CADがあれば下記メールアドレスまたはTwitterアカウントまでご連絡ください。
その他ご要望等も下記までお寄せ下さい。」

ってことなので、興味がある方は是非メールを!

「ガーバーデータ募集中
基板切削用のCAM開発にあたり、試験用のガーバーデータを募集中です。提供されたガーバーデータは、加工サンプル用のデータとしても使用させていただきます。加工サンプルとして採用された場合、提供者様には加工した基板を無償でご提供いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。」

をー、基板くれるみたいですね、採用された場合だけなので、ハードルは高そうですが…これはいいなぁ(笑)

いかんなー、いかんぞー、3Dプリンタといい、欲しいモノが多すぎる…困った困った…

2011-12-10

使ってみた:DesignSpark PCB

Make Tokyo Meeting 07 の紹介記事中で見つけて、インストールしておいた、DesignSpark PCBですが、使ってみました。

まずは回路図描きから


部品ライブラリがよくわからず、探せなかったのでおとなしくディスクリート部品のライブラリを使用(笑)型番で部品が拾えると楽なんでしょうけど、とーしろにはよーわからん…

描いた回路図は、LiPoの過放電制限回路。回路図からPCBへ送り込んで、部品を適当に配置したら、自動ルーティング、少し部品ずらして…ってことを繰り返してパターンを描いていくようですね。最初、全部手動でパターン描いて、デザインルールのチェックやったら大量にエラーが出て辟易しましたが…


あーだこーだ配置を弄って、小さくしてみたらこんな感じ。後は、これを使ってユニバーサル基板に配線してみようかと…え?PCB作る?はまだまだハードルが高い…orz

LiPo 過放電対策

まぁ、考えていても先に進まないので、実験君&運用君。

ここの回路を参考に、手持ちの部品で類似品を作成。

FETは秋月から80円のNchのを調達。VRは10kΩがなかったので5kΩで代用。220kΩもなかったので、100kΩを直列で手配。

最初、電源が入らずになんだ?と思いましたが、電源投入はショートさせるんですね、なるほど…それで無事稼動を確認。

昨日作ったばかりの安定化電源にDMMを繋いで電圧確認しつつ、過放電対策回路の出力側に別テスターを繋いで出力電圧の変化を確認。
VRを調整して、12.5Vくらいでシャットダウンするようにして動作を確認。問題なさそうですね…FETも十分な容量があるので、ポータブルで使う分には問題ないはず…

4セルLiPoの定格電圧が14.8Vってことで、14.8V/4 = 3.7V が各セルの電圧。これが 2.85V くらいを切ると、セルが死ぬ。0.85Vの電圧降下ですね。全部同じような減り方をしていけば2.9V*4=11.6Vくらいをシャットダウン電圧にすればいいんですが、まぁそう都合よく行かないだろうと。14.8-0.85=13.95Vなら1本だけがーっと減っても大丈夫ですが、これはこれで持続時間の問題が…まぁ、12.8Vとか12.7Vあたりに設定しておけば、まぁ大丈夫かなー、と思案しつつ。安全サイドに倒すなら13Vくらいでとめたほうがいいのかもですが…

動作確認ができたので、ユニバーサル基板上に回路を移して、ケース箱詰めですかね…鉛用のこれも作って、PHPAの電源スイッチを止めて、電池側にスイッチもってこようかなぁ、とか思いつつ…電源断スイッチが必要になりますが…

秋月:実験室用精密級/定電圧安定化電源キットver3

いろいろ思案中。

使いたいのは、鉛電池の代用、ってことで 6V(7.5V) と 12V(15V) が出せれば済む。
当然10Aなんて電流は不要で1A、多くても2Aもいらない…
(入力電圧(の整流済みの値)と、出力電圧の差)*電流で発熱量が決まる。12V用のトランス使って5V出すと、結構ロスしそう…なので、12V用のトランス使って、5V出す時はタップ切り替えをしたいな…自動でやる手もあるんだろうけど、組むのが面倒なので、手動で切り替えるスイッチつけておけばいいか…
電圧計と電流計はつけておきたいが、電流計どーしよ…電圧計はDMMとかデジタルテスターで測定してもいいが…秋月のLCDの奴は便利そうだが、電流が200mAまでなので微妙…アナログ式のにしようかしらねぇ…
出力電圧が半固定だから、VRでなくて、ロータリースイッチ式に、とも思ったが、負荷で微調整が必要、だとしたらやっぱりVR必要かしら…デジタルで自動的にFBかかるといいんだが、そこまでやると面倒だしなぁ…

とりあえず手元に、100V入力で6V~12Vにタップが切ってある1Aのトランスを鉛電池充電器向けに持っているので、それを流用する方向で。
これぐらいの負荷だと、Trに放熱器は要らない気もするが、まぁ、なんかつけておこう。
VR入手しないとだな、後ケースと…

などなどと思案中。

やってみた、超楽しいぜ


1回の測定でどーのこーの言う気はさらさらないんですが、なんか差が出るんだろか?と思っていたところだったので、これはこれで楽しい。つーてもかなり測定誤差レベルの話で、結局は同じぢゃん、って話になりそうな気はしますが…

というわけで、Ventusに対し14V AC(秋月電源)と14.8V LiPo、12v Pbの各電源だけを変えた構成で、どこまで変わるもんなの?というRMAA測定結果をお送りしています。

測定は、QuadCaptureによるもので、うちの測定環境の問題もあるので、絶対値はあまり考えないように(笑)

測定誤差レベルぢゃね?って感じの差ではありますが、ACから鉛へ、微妙によくなる方向に…まぁ、電源入って温まってきたから、とかいう話はありそうですが…

ACで測定してた際に、DMM繋げて出力電圧を眺めていたんですが、13.92Vくらいから13.90Vくらいまで、0.02Vくらいは平気で振れますね。0.1%くらいは電源がゆれてる様子。もうちょっとここらを対策すると、ACのRMAA結果が向上するかもしれないなぁ、的なことを思いました。

AC電源は電圧弄れるので、6Vくらいにして、他のアンプでも測ってみようかと思います。


===追記===

しばらく時間をおいて、4連続で測定してみた結果を貼り付け。



前が鉛で、後ろがLiPo。鉛の2回目はなんか妙…グラフ見てもこいつだけ外れてる感じ。後は、綺麗に重なってますやね。
しばらく時間を置いた結果では、殆ど有意の差は認められませんね。もっと回数増やすと、少し傾向が出るかも、って感じはしますが、数値的にさくっと見えるかどうかは微妙な感じ。まぁ、もっと回数増やしてみます。

ランニングが影響するのなら、1時間くらいほっといて、そこで測定とかもやってみたいですねぇ…RMAAを延々とまわし続けてデータを取る、ようなツールはないものかしら…